教職員著作・制作物

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2019年・2020年の著作・制作物

本学教職員の所属・職位は発行当時のものです。

 

自分と他人の許し方、あるいは愛し方

三砂 ちづる(多文化・国際協力学科教授) 著

女性が歳を重ねて生きる、それは「喜び」のほかない。
恋愛、結婚、出産、更年期…
今ではほとんど語られなくなった、人類の深い知恵をもう一度。
  • 男と女が、結婚や性愛を超えて、人生を見届け合う関係
  • 社会活躍や恋愛や家族を超える、「献身」の幸せ
  • からだの快を喜び、不快をはっきり伝える矜持
  • 子どもに許されることと、親を許すこと
  • 病気の友人や故人への想いを託す言葉を見つけること…etc.
酸い甘い、古今東西、人の生き死に。
越境する思考が、先が見えない時代の足元を照らす。

時間

エヴァ・ホフマン著
早川敦子(英語英文学科教授) 監訳

〈私たちは驚くほど時間的な生き物である。身体そのものがタイマーであり、精神と五感を通して時間を内面化し、内側から時間に構造を与える。それ以上に重要なのは、時間は意味と不可分だということだ。なぜなら時間は、人間に意味をもたらすための基本的な媒体であり条件だからだ。あらゆる実存的な問いの根源には、時間の有限性がある。人間は死の宿命の地平をどう乗り越えるか考え、自分自身の終末を認識しつつも、それに対抗する問いを立てる。限りある人生にどのような意味があるのか、そこから何を導きだせるのかと〉

生物学、文学、哲学、精神分析などジャンルを横断しながら、時間に対する万能感と人間的な時間への軽視に警鐘を鳴らし、ポストヒューマンの時代、テクノロジーとAIの時代に、人間はどう生きるべきかを問いかける、根底的かつアクチュアルな書。

家事労働の国際社会学
ディーセント・ワークを求めて

伊藤るり(総合政策学科教授) 編著

ケアをめぐる越境的連鎖、グローバル・ケア・チェーンの考察には、移民政策およびローカルな家事労働者の処遇、社会のジェンダー観、当事者による組織化の歴史といった諸条件の検討が不可欠だ。ILOが有償家事労働を「労働」として認めるに至った経緯を把握し、日本の進路を探るための先端的研究書。

微笑む言葉、舞い落ちる散文
ローベルト・ヴァルザー論

新本史斉(国際関係学科教授) 著

 
なぜ、ヴァルザーはかくも重要なのか? — 20年以上にわたるヴァルザー作品の読解を通じて、今、この問いに答える。カフカ、ムージル、ベンヤミンからゼーバルト、クッツェー、アガンベンに至るまで、数多くの作家、思想家に愛され続けてきた作家ヴァルザーの文学的闘いの足取りを多様な分析方法で浮かびあがらせる。

異文化理解ワークショップ
〈トム・ソーヤ〉を遊ぶ
楽しく創造的な学びをめざして

武田富美子・吉田真理子(英語英文学科教授) 編著


『トム・ソーヤの冒険』の世界から生まれる、主体的・対話的な深い学び!

異文化理解、そして「持続可能な社会の担い手」を育てるための、学びのあり方──
さまざまな遊びやドラマの方法を採り入れた、能動的で楽しいワークショップ型の学びの場。
教員や教員を目指す学生を対象として実施したワークショップの詳細な記録を軸に、今こそ求められる新しい学びのあり方をわかりやすく示す。
「主体的・対話的で深い学び」は、どのように実現できるのか。
魅力的な題材『トム・ソーヤの冒険』をもとに、著者二人が開拓したユニークなプログラムによる遊び心に満ちたワークショップを詳細に報告。
プログラム開拓の過程の報告とあわせて、今日の教育に求められる学びのあり方を示す。
楽しく深く学ぶ授業をつくるヒントや、教員研修のあり方を考えるヒントがつまった、活力あふれる意欲的な教育書。

映画のなかの「北欧」
その虚像と実像

村井誠人、大島美穂(総合政策学科教授)、佐藤睦朗、吉武信彦 編著

スウェーデン、フィンランド、デンマーク、アイスランド、ノルウェー……、
北極海からバルト諸国を含めた地域として知られる「北欧」。
福祉に限らず、歴史、政治、経済、環境、産業デザイン、教育、文学、音楽、絵画など幅広い分野に広がる北欧の“虚像と実像”に迫る。
37名の筆者が60本以上の北欧の映画を、〈ストーリー〉・〈作品の背景と現実〉・〈さらに興味のある人に〉の観点から幅広く紹介!
◉掲載映画詳細データ付!

〈情弱〉の社会学

柴田 邦臣(国際関係学科准教授)著

つながりすぎの時代のつながれない私たち。
仕事からヘルスケアまで、生活のあらゆる局面にディバイスが浸透し、常時接続(つながりっぱなし)に疲弊する人びと。一方で、障害者の不如意の身体機能を拡張させ、「できない」を「できる」に変えるまったく新しいテクノロジー。高度情報化社会における「強者」、はたまた「弱者」とは、本当のところ誰なのか。従来の〈情弱〉概念を錯乱させ、現代社会を生き抜くための技法を構想する試み。

社会のためのデモクラシー
ヨーロッパの社会民主主義と福祉国家

小川 有美 編著, 宮本 太郎 著, 水島 治郎 著, 網谷 龍介(国際関係学科教授) 著, 杉田 敦 著

篠原一先生指導の認定NPO法人かわさき市民アカデミーで開講された政治・社会講座、連続講義の書籍版!
ワーク・ライフ・バランスの進んだオランダ、性別や障害による不平等を作らない北欧、経済だけでなく生活の質や環境の先進国でもあるドイツ。
そのようなイメージを持つこれらのヨーロッパ諸国に共通にみられるのは、社会民主主義の政治の存在感です。

ところが戦後のヨーロッパ福祉国家をリードした社会民主主義は、今日のグローバル化の中で国際競争、財政危機、資本と人の移動(移民)によって大きく揺さぶられています。
それでも社会民主主義政党は依然として、多くのヨーロッパ諸国の二大政党の一角として責任を担っています。
このヨーロッパの経験——そこには理想的なサクセスストーリーだけではなく、難題やジレンマがあることでしょう——から日本が学べることは何でしょうか。——(「まえがき」より)

スモンスモン

ソーニャ・ダノウスキ 文・絵
新本 史斉(国際関係学科教授)訳

ゴンゴン星にすむスモンスモンは、トントンにのってロンロンの実をもぎに出かけます。ところが、ゾンゾンに落ちてしまって、さあ大変!助けてくれたのはクロンクロンたちでした。オノマトペで名付けられた生きものたちが、つつましやかに助けあう世界。奇妙で愛らしくて、一度見たら忘れられない絵本です。

殖民地官僚政治史
朝鮮、臺灣總督府與日本帝國
上(制度編)・中(人材編)・下巻(構造編)

岡本真希子(国際関係学科准教授)著
郭婷玉・ 江永博・ 王敬翔 訳

中文翻訳版を、制度編・人事編・構造編の3冊として出版。日本統治期における朝鮮総督府・台湾総督府の厖大な植民地官僚群を検討。

女性・スポーツ大事典
子どもから大人まで課題解決に役立つ

エレン・J・スタウロウスキー 編著
宮下充正 日本語版監修
井上則子(国際関係学科教授)/山田ゆかり 監訳

本書は、女性スポーツの歴史、女性特有の生理学はもとより、性の問題、様々なハラスメント、加齢、障がい者スポーツ、学校や組織、さらには政治の場での女性の役割など、女性とスポーツに関わるあらゆる問題に切り込んだ、五輪ホスト国として必読の1冊です。また、サッカーのアメリカ代表選手だったアビー・ワンバックや、テニスのセリーナ・ウィリアムズなど、著名選手の赤裸々なエピソードやインタビューなども数多く掲載され、興味深い内容となっています。

国際刑事裁判の政治学
平和と正義をめぐるディレンマ

下谷内 奈緒(国際関係学科講師) 著

国際社会に「正義」を打ち立てる国際刑事裁判は、民主化や紛争終結といった「平和」の創造に寄与するのか、それとも阻害するのか.理論的考察と事例研究を通じて、平和と正義のディレンマの政治構造を解明する画期的研究。

戦後民主主義の青写真
ヨーロッパにおける統合とデモクラシー

網谷 龍介(国際関係学科教授)、上原 良子、中田 瑞穂 編著

第二次大戦後のヨーロッパにおいて、デモクラシーはどのようなものとして構想されていたのか。戦後民主主義の原型を探る。

※2018年度津田塾大学特別研究費出版助成を受けました。

大学におけるライティング支援
どのように<書く力>を伸ばすか

関西大学ライティングラボ、津田塾大学ライティングセンター編

<考え、表現し、発信する>総合的知的能力育成に向けたライティング支援ー津田塾大学と関西大学による5年間の連携でみえた成果と課題ー
ライティングセンターの導入が各大学に広がってはいるものの、多くは小規模に留まり、制度自体がすでに形骸化している大学さえある。そのような中、津田塾大学と関西大学は2012年から2016年にわたる連携的・継続的なライティング支援に取組んだ。本書は、情報リテラシーや読解力、論理的思考能力をも含めた総合的な<書く力>の育成のためのライティング支援体制を目指した2大学の全学的取組みと、そこでの試行錯誤を余すことなく記述した一冊である。


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