文学研究科 専門分野

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小平キャンパス

イギリス文学

英語文学の特徴とはなにか、ルネサンス期から21世紀まで、文学作品の分析や批評、そこに顕現する思想など、さまざまな角度からのアプローチを通して深く思考し、探究していきます。
小説、演劇、詩のジャンルを研究対象に据え、文学理論の専門知識を涵養しつつ、幅広い視点から文学作品に関する研究と考察を行います。たとえば時代の文化的・社会的状況と作品との相互関係や、自律的な言語芸術体系の中での作品の位置づけ、「世界文学」やポストコロニアル理論、翻訳理論など近年注目されてきた新たな潮流からの検証など、作品や資料の緻密な読解や分析から、多様な思考へと射程を拡げています。
講義科目では、それぞれ独自のテーマを展開する、小説・演劇・詩の授業が行われています。各ジャンルのアプローチは多様ですが、全体を通して、ルネサンスから現代に至るまで、英文学の全体像を概観できるように工夫されています。

アメリカ文学

多様な人種や文化が織りなすアメリカ文学のテクストを、新歴史主義批評や(大衆)文化研究、フェミニズム批評などのアプローチを通して、深く考察し、そこにアメリカ文学の特徴ばかりでなく、アメリカ社会や歴史や文化を読み解いていきます。
近年のアメリカ文学研究においては、植民地時代から現代にいたるまでの様々な文学作品に加え、日記や雑誌、音楽や映画といった幅広い文化的言説も研究対象となっています。個々の作家の作品を精確に読み込むと同時に、その作品を成立させている時代の思想的潮流や文化的コンテクストを併せて検証し分析することで、より深い文学研究へとつなげます。
講義科目では、白人作家や黒人、ネイティヴ・アメリカン、アジア系、女性作家など、変化に富んだ内容の授業が行われています。様々なアプローチがありますが、年度により院生の関心に沿った幅広い授業が展開されています。

イギリス文化

多角的な視点から、広領域にわたる社会文化史のさまざまな問題を探っていきます。
近現代、特に18世紀以降のイギリスの社会と文化を中心にして、研究を行います。イギリスという国は、人類史上はじめて産業社会から工業社会に移行したと言われています。そうした近代化の背景には、どのような価値観や考え方、社会構造や文化的基盤があったのでしょうか。そして、帝国主義の時代を経て、イギリスはどのように変化したのでしょうか。現在もなお、イギリス社会は「伝統」と「革新」のはざまで複雑で多様な問題をかかえ、さまざまな民族や文化を巻き込みながら、変貌し続けています。
近年盛んになってきた消費文化やデザイン、ジェンダー、公共文化といったテーマを含め、イギリスおよび関連する文化圏の多岐にわたる社会文化の諸問題(民族・地理・思想・教育・社会福祉・芸術など)に取り組んでいきます。

アメリカ文化

アメリカ合衆国の歴史・社会・思想・文化に幅広く触れながらアメリカ合衆国を総合的に理解する地域研究の枠組みの中で、自分自身のテーマを持って、研究を深めることをめざしています。研究方法としては、歴史研究を主軸としながら、学際的なアプローチも積極的に取り入れています。近年の研究動向としては、アメリカ社会のダイナミズムを人種・階級・ジェンダーなど多文化の視点から考察することが重視される一方で、アメリカの国境を越えるトランスナショナルな人や文化の交流にも関心が寄せられています。
アメリカは世界の国々や大衆文化に大きな影響力を及ぼしていますが、とりわけ日本は、歴史的にも、経済的にも、アメリカと深い関係を持っています。アメリカを研究することは、21世紀の世界や日本について考えることにもなるでしょう。

英語学

英語や日本語というような個別言語の観察と分析に加えて、普遍的な人間言語の本質およびそのメカニズムについて深く探究します。
生成文法理論に基づいて、統語論、意味論、形態論、音韻論、言語習得研究等について学ぶことができます。生成文法理論では、人間の言語活動を詳細に観察し、仮説をたて、それに修正を加えながら、言語事実の説明をします。最終的には、全ての言語に共通な普遍的な原理を見つけ、一方では、個々の言語の違いをもたらすパラメーターの値設定を試みることによって、言語そのものについての理解を深めています。また、このコースでは、統語論、意味論、形態論、音韻論間のインターフェイスでみられる興味深い現象や、言語の歴史変化・その他の文法理論についても学べます。

コミュニケーション

コミュニケーション学

コミュニケーションは、衣食住と共に、社会的動物たる私たちが人間らしい生活を送るために不可欠な活動です。コミュニケーション学は、複雑化した現代社会における、対人、小集団、組織、異文化、マスメディアその他の様々な状況において、どのようなパラメータ(変数)の組み合わせが人間のコミュニケーション活動をもっともよく説明できるかを探求します。学生が関心のあるトピックに合わせて、レトリック批評に代表される「定性的 研究(qualitative research)」からコンピュータによる統計的データ分析を駆使して様々な事象について仮説の検証をおこなう「定量的研究 (quantitative research)」まで広い領域をカバーしています。
 

英語教育

いまや地球上では十数億の人びとが英語を用いてコミュニケーションを行っています。そのうちの半数以上が英語を第二言語として身につけた人びとです。かつては人間であれば、ことばを必ず一つは獲得することが出来ると考えられていました。しかし、グローバル化の進む現代社会においては、二つあるいは三つの言語を習得し、使いこなすことが人間の特徴であるとされてきています。
このような中で、第二言語を習得することはどのようなことなのかを研究します。認知的要因や情意的要因、社会文化的要因、あるいは母語と対象言語の関係など、多様な視点から学習プロセスを究明していきます。また、内容重視アプローチやドラマ手法あるいはコーパスを取り入れた教授法研究、四技能に関わる理論的・実践的研究、初等教育から大人までの言語習得過程のメカニズム研究などを通して、第二言語習得と人間の関係を幅広く探求していきます。

千駄ヶ谷キャンパス

文学研究科 英語教育研究コース
(2023年4月より文学研究科 英語教育実践研究に変更予定)

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