多文化・国際協力学科 フィールドワーク
実際に現地に赴き、現場の姿を自分自身で確かめることは、多文化・国際協力の分野において非常に重要な研究プロセスです。
そのため、多文化・国際協力学科では、3年次から4年次にかけて国内外でフィールドワークを実施。1・2年次はその準備期間として、多文化・国際協力の学び、ラウンドテーブルや社会調査法などを履修して、土台を固めます。フィールドワークを終えると、その過程や成果をフィールドワーク報告卒業論文としてまとめます。
そのため、多文化・国際協力学科では、3年次から4年次にかけて国内外でフィールドワークを実施。1・2年次はその準備期間として、多文化・国際協力の学び、ラウンドテーブルや社会調査法などを履修して、土台を固めます。フィールドワークを終えると、その過程や成果をフィールドワーク報告卒業論文としてまとめます。


国際社会の諸問題の本質を 自分の目で見つめ、 解決策を考察する
3年次から4年次にかけて全員が行う国内外でのフィールドワークは、計画の立案から事前調査、関係者との折衝、実施に至るまで、すべての作業を学生自身が行う点に特長があります。具体的な問題意識をもち、現場の文脈に沿って問題を考えることで、多文化交流や国際協力の方法と問題点を体験的に学習。さらに、そこで得た調査結果にさまざまな考察を加え、フィールドワーク報告卒業論文に取り組みます。
2024年度多文化・国際協力学科のフィールドワーク報告卒業論文例(参考)
実施地域 | フィールドワーク報告卒業論文 |
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アメリカ | アメリカ合衆国におけるモデル・マイノリティ ーカリフォルニア州のアジア系若年層に着目してー |
東京、神奈川 | 高齢化する在日コリアン女性は人生の終末期にどう向き合うのかー新宿区における支援団体の活動に着目してー |
ガーナ | ガーナにおける洋服の流通と伝統的衣装文化の共存 ーアフリカ布の使用に着目した衣服選択を通してー |
東京 | 若者が築く地域でのつながりとサードプレイス—国立市まちづくりワークショップ「クラブサバーブ」を事例に |
埼玉 | 在日クルド人第二世代の女子の進学と将来像-埼玉県川口市の日本語教室でのフィールドワークから- |
東京 | ろう者と聴者が築く新たな共生の形 —居酒屋が生み出す合理的配慮を超えた空間 |
香川 | 小豆島における外国人労働者—立場性による認識の違いと今後解決していくべき課題— |
ニュージーランド | 生殖医療と「家族」のあり方 —ニュージーランド・クライストチャーチ市の家族の事例を中心に— |
フィリピン | フィリピン人海外移動労働者世帯における残された夫のジェンダー戦略 —「男らしさ」に焦点をあてて— |
福島 | 南相馬市の震災後復興とまちづくり——市民はどのように「復興」を定義づけ向き合っているのか |