多文化・国際協力学科 フィールドワーク

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実際に現地に赴き、現場の姿を自分自身で確かめることは、多文化・国際協力の分野において非常に重要な研究プロセスです。
そのため、多文化・国際協力学科では、3年次から4年次にかけて国内外でフィールドワークを実施。1・2年次はその準備期間として、多文化・国際協力の学び、ラウンドテーブルや社会調査法などを履修して、土台を固めます。フィールドワークを終えると、その過程や成果をフィールドワーク報告卒業論文としてまとめます。

国際社会の諸問題の本質を 自分の目で見つめ、 解決策を考察する

3年次から4年次にかけて全員が行う国内外でのフィールドワークは、計画の立案から事前調査、関係者との折衝、実施に至るまで、すべての作業を学生自身が行う点に特長があります。具体的な問題意識をもち、現場の文脈に沿って問題を考えることで、多文化交流や国際協力の方法と問題点を体験的に学習。さらに、そこで得た調査結果にさまざまな考察を加え、フィールドワーク報告卒業論文に取り組みます。

2023年度多文化・国際協力学科のフィールドワーク報告卒業論文例(参考)

実施地域 フィールドワーク報告卒業論文
ノルウェー 父親が育児休業を取ること 男女平等先進国ノルウェー人の語りから
日本 性暴力の根絶をめざしてーー災害時を例に考える
日本 在韓日本人女性の心の拠り所 ~SNSで繋がり支えあう女性たちに焦点を当てて~
日本 精神障害者の地域生活支援における養蜂事業とアート事業効果
日本 ユダヤ系家庭におけるホロコーストの記憶の継承 ー第2・第3世代の選択に着目してー 
日本 ガーナのカカオ農業に終える児童労働の原因 -富裕層の生活からの考察ー
日本 「生活者」の視点から描く竹富島における観光の位置付けと選択的利用
日本 海外ルーツの子どもに対する支援の先に見える多文化共生社会の可能性ー家庭・学校・地域の役割に着目して
インド 現代インドにおける牛の宗教的・経済的価値 ~デリーの家畜養護院と都市酪農場の比較から~
日本 つながりすぎた社会ー若者のソーシャルメディアとの付き合い方ー
日本 ジェンダーと「お笑い」女性芸人によるエンパワーメントとこれから

新型コロナウイルス感染症の流行により、例年より国内でのフィールドワークが多くなっています。
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