多文化・国際協力学科 フィールドワーク
実際に現地に赴き、現場の姿を自分自身で確かめることは、多文化・国際協力の分野において非常に重要な研究プロセスです。
そのため、多文化・国際協力学科では、3年次から4年次にかけて国内外でフィールドワークを実施。1・2年次はその準備期間として、多文化・国際協力の学び、ラウンドテーブルや社会調査法などを履修して、土台を固めます。フィールドワークを終えると、その過程や成果をフィールドワーク報告卒業論文としてまとめます。
そのため、多文化・国際協力学科では、3年次から4年次にかけて国内外でフィールドワークを実施。1・2年次はその準備期間として、多文化・国際協力の学び、ラウンドテーブルや社会調査法などを履修して、土台を固めます。フィールドワークを終えると、その過程や成果をフィールドワーク報告卒業論文としてまとめます。
国際社会の諸問題の本質を 自分の目で見つめ、 解決策を考察する
3年次から4年次にかけて全員が行う国内外でのフィールドワークは、計画の立案から事前調査、関係者との折衝、実施に至るまで、すべての作業を学生自身が行う点に特長があります。具体的な問題意識をもち、現場の文脈に沿って問題を考えることで、多文化交流や国際協力の方法と問題点を体験的に学習。さらに、そこで得た調査結果にさまざまな考察を加え、フィールドワーク報告卒業論文に取り組みます。
2019年度多文化・国際協力コースのフィールドワーク報告卒業論文例(参考)
実施地域 | フィールドワーク報告卒業論文 |
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オランダ | オランダの寛容性と近代—多様な性のありかたを例に— |
オーストラリア | ポップカルチャーのその先へ —オーストラリアにおける日本語教育と文化への関心— |
タイ | タイ北部における国内外からの「支援」とその課題—タイの北部山岳地帯を事例にして— |
インドネシア | 路地裏社会の情報アクセス手段拡大に関する世代比較研究~インドネシア・ジャカルタ郊外のカランタナルに着目して~ |
フィリピン | つながりから再考する路上居住者の社会的包摂—フィリピン・パコの路上に集う人々より— |
ミャンマー | スポーツからみる民族的アイデンティティの可変性—国際化するミャンマー伝統格闘技「ラウェイ」に着目して— |
カンボジア | トイレが欲しい—カンボジア バッタンバン州 ソピー村とスラスラ村から— |
マレーシア/東京都 | 日本在住ムスリムのヒジャブ着用意義と意識についての考察—日本におけるムスリムファッション— |
日本/韓国 | 日韓における国際移民に対する支援と多文化共生 |
東京都 | ホームレス状態を脱した人々が有する他者とのつながり—『ビッグイシュー日本版』の販売者を例に— |
三重県 | 過疎地域のグリーン・ツーリズムを取り巻く人々と地域活性化—三重県南部X町の農家民泊と周辺地域におけるエスノグラフィー— |
鹿児島県 | 体験者がいない時代に戦争の記憶を継承する~特攻隊不在の知覧特攻平和会館から学ぶ~ |