学生の活動報告
国際関係学科の学生はキャンパスを離れても国の内外で活発な活動を展開しています。
インターンシップ(国内)
外務省経済協力局無償資金協力課でのインターンで、アメリカの援助実施体制、各国の対イラク支援状況をUSAIDや各国の外務省ホームページなどから調査しました。また、省内の開発計画課・図書館あるいはアメリカ大使館に出掛けインタビューも実施しました。その結果を、課長・首席・班長同席のもとプレゼンし、アドバイスや不明だった点のコメントを得た上で、最終的にアメリカの援助実施体制をまとめあげてきました。
インターンシップ(国外)
私はタイにある東南アジア漁業開発センターという国際機関で1年間のインターンをしてきました。政策レベルでの国際協力の現状を垣間見ることができ、いい勉強になりまし た。さらに草の根的国際協力の現場にも興味が出て、NGOの海外ワークキャンプに何度か参加しています。これらの経験から、今、自分ができる国際協力として、東京での国際協力フェスティバルで、キャンプで訪問したタイの学校への奨学金募金をよびかけたりしています。
国際ボランティア
2年次の夏休みにポーランド、3年次の夏休みにウクライナへボランティアに行きました。ポーランドでは現地の子どもたちに英語を教えるプログラム、ウクライナでは孤児たちのための寄宿舎付き学校の修復を行うプログラムに参加しました。突然のハプニングにも前向きに考え、うまく対処する能力が身についたと思います。
ワークキャンプ
ケニアのエルゴン山近くで、3週間、「中学校の増築・地域のエンパワーメント強化」のワークキャンプに参加しました。生活は現地の人と同じで水が貴重な為、髪・体が洗えない、汚い服のままという日も。3週間では建物は完成しなかったけれど(土台は完成。写真)、地元の人はとてもよく働くので私たちがいなくなっても順調に出来上がることでしょう。現地の生活や文化(ケニアだけでなくヨーロッパも含め)等、実際に行ってみないとわからないことばかりで、良い経験ができました。