INTERVIEW
学外学修
自分を見つめ、将来を考える。キャンパスを越えた学び
大学の4年間で、何をどう学んでいくか。自分の学びをデザインし、大学生活にメリハリをつけることが学外学修の目的のひとつです。津田塾大学では、必修科目がない第2タームと夏期休暇期間を合わせた約2ヶ月半を「ギャップターム」とし、この期間を利用して、海外サマープログラムやインターンシップ、ボランティアなど、学外で有意義な体験をし、かつそれを大学での学びにも活かしてほしいと考えています。
学外での体験は、考え方や価値観を刺激し、新たな思考力、想像力をはぐくみます。その後の大学での研究に指標を与え、将来の進路や夢を考えるきっかけにもなることでしょう。
学外学修は任意参加で、学生が主体となってリサーチし、計画書を作成して、希望のプログラムにチャレンジします。1年次から毎年履修することが可能で、時期も自由です。内容により、単位を取得することもできます。
ギャップターム
全学生が学外学修により取り組みやすくするため、2017年度より従来の2学期制から下図のような4ターム制に変更しました。必修科目がない第2タームと夏期休暇期間を「ギャップターム」と称し、6月中旬から8月末まで、最長で10週間にわたって集中的に学外で活動ができます。
学外学修・キャリアセンター
2016年度より、学外学修を組織的・安定的に支援する「学外学修センター」を設置しました。学外学修センターでは、より多くの学生が学外学修に参加できるよう、専門知識を備えたスタッフが、各種プログラムの情報提供や事前・事後学習、安全管理の指導など、学外での学びを包括的にサポートしています。さらに2024年4月、学生の学外での挑戦を支援する学外学修センターと、就職支援を担うキャリアセンターが統合され「学外学修・キャリアセンター」として生まれ変わりました。
2023年度プログラム例
インターンシップ
- パソナグループインターンシップ
- 富士通クラウドテクノロジーズ インターンシップ
- JTP株式会社 インターンシップ
- ワーク&ライフ インターンシップ(NewsPicks for Biz 社連携)
- 地域課題解決 長期滞在型インターンシップ
- 海外SDGsインターンシップ など
インデペンデントスタディ
- 日本航空による課題解決型学修プログラム など
関連講座
- プレゼン講座
- 人に伝わる話し方講座 など
学外学修を通じて伸ばす力
学外学修で身につけてほしい4つの力を「学外学修コンパス」として定めています。その力とは、他者を理解し、異文化や多様性を受けとめる「共感する力」、情報収集・整理し、問題の本質を見極める「実社会の課題を分析する力」、目標の実現に向けてモチベーションを維持し、主体的に「行動する力」、自分の想いや主張をわかりやすく「伝える力」の4つ。それらを身につけることが学外学修の目的のひとつです。学外学修コンパスは、それを指標に自身の力を点検し、目標設定に役立てることができます。