事前に入念なインプットをしたうえで、自分の意見をしっかりと考え、アウトプットすることを大切にしていました。シラバスには各回のディスカッションのテーマとその概要、専門用語の意味、参照する記事や動画のURLなどが掲載されていますので、まずはそれに目を通します。次に自分なりに情報収集をし、テーマに対する意見を構築しておいて、授業でのディスカッションに臨むのです。その際は、まず結論、次に具体例、最後にあらためて結論を述べるなど、簡潔に分かりやすく伝えることを意識しました。時間や労力はかかりますが、積極的に学ぶほど理解が深まるし、話せるようにもなっていきます。周囲は物おじせずに英語を話す学生ばかりですから、その様子にも触発されました。
総合政策学部では、3年次から4つの課題領域(コース)のうち1つを専攻し、専門的な学びを深めていきます。私はソーシャル・アーキテクチャ(社会情報)を専攻し、ディスカッションでも統計やデータを糸口に意見を構築することが増えていきました。ほかの領域を専攻する友人たちからは、異なる視点からの意見があり、たくさん新鮮な発見がありました。