大学時代は社会に出る前の大切な期間であると考えて、じっくりと自分の可能性を探求したいと考えていました。高校の頃、周りに相談したり情報収集したりするうち、年々重要性が高まっている情報科学の分野に精通していれば、将来の選択肢が広がるはずだと考えるようになりました。なかでも津田塾大学を選んだのは、少人数教育に惹かれたからです。学生一人ひとりに対して丁寧に指導してもらえる環境なら、大きく成長できると確信しました。
はい。栗原先生の研究室で扱うテーマの幅広さに惹かれ選択しました。栗原研究室では情報科学の知識を活かして何かを作り出す、という大枠が決まっているのみで、テーマ選びは学生の興味関心に委ねられています。例えるなら「ドラえもんのポケット」のようなもので、何が出てくるかは自分次第でした。ワクワクしませんか? 1年次の私は、まだ自分の専門分野を決めかねていました。そんな私にとって、情報科学の知識を身につけながら、さまざまな可能性を探れる栗原研究室(セミナー)は打ってつけでした。
きっかけは、AWSに勤める津田塾OGの方とのご縁です。AWSのサポートエンジニアについてお話を伺い、興味をもちました。入社を決めた理由は、最先端の技術に触れながら、情報科学の知識を活かしてお客様の課題を解決できるところに惹かれたからです。 現在は、サポートエンジニアとしてキャリアを重ねています。この仕事のミッションは、お客様がAWSをご利用の際に発生する課題に対し、対策方法やベストプラクティス等の提供など、お客様と共に解決策をお届けすることです。お客様とはもちろん、製品開発を行っているチームとも英語で密接にコミュニケーションをはかりながら、トラブルシューティングに励んでいます。
お客様のニーズにしっかり寄り添えるように、仕事上のスキルを高めていきたいです。そのため現在は専門資格の勉強をしています。さらに、自分が担える領域を深めるだけでなく、広げていきたいと考えています。例えば、営業やデータアナリティクスなどの職域に挑戦することも視野に入れています。最近では、アマゾンが実施する女性社員採用イベントに参加しました。私が就職活動中に経験したように、AWSに興味をもってくれる津田塾の学生が増えたら嬉しいなと思います。