音を「奏でる」から「学ぶ」道へ
ヴァイオリン奏者の道ではなく別の道を進みたい。
そう考えたのは、コンクールへの出場が増えていくうちに、このままではヴァイオリンが嫌いになってしまうと危機感が生まれたからです。小さい頃から慣れ親しんできたヴァイオリンはずっと好きでいたいという思いがあり、進路を方向転換することにしたのです。
大学で何を学ぼうかと考えたとき、興味があったのはやはり「音」でした。ヴァイオリンは指の置き方を変えるだけで音色が変化したり、また、コンサートホールによって音の響き方が変わったりすることを、小さい頃から体感してきました。その理由を周りに尋ねても「そういうものだから」という返答ばかり。良い音とは何なのか、音が変わる理由は何なのか、音の響きに対して理論的な答えを見つけたいという思いにかられました。
そう考えたのは、コンクールへの出場が増えていくうちに、このままではヴァイオリンが嫌いになってしまうと危機感が生まれたからです。小さい頃から慣れ親しんできたヴァイオリンはずっと好きでいたいという思いがあり、進路を方向転換することにしたのです。
大学で何を学ぼうかと考えたとき、興味があったのはやはり「音」でした。ヴァイオリンは指の置き方を変えるだけで音色が変化したり、また、コンサートホールによって音の響き方が変わったりすることを、小さい頃から体感してきました。その理由を周りに尋ねても「そういうものだから」という返答ばかり。良い音とは何なのか、音が変わる理由は何なのか、音の響きに対して理論的な答えを見つけたいという思いにかられました。