「日本の財政・金融」の授業は、「財政・金融・通貨」という3者関係の枠組みでミクロ的にもマクロ的にも理解しようというものです。また「日本の」といっても、当然に国内的な視点だけではなく、グローバル化が進展した現状の中で見ることになります。財政・金融・通貨を通じて丁寧に考えていくと、政治・経済に関する現代や歴史的な事象の見え方が違ってくるかもしれません。
授業においては多くの現実と理論について言及することになるため、言葉を理解してついてくるだけでも大変だろうと思いますが、経済社会の基底を総合的に理解できることを目指します。