第13回 学生スタッフレポート

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知の限界を超え、未来の社会基盤を創る!
-ICTの研究を両輪で進める研究職と総合職のリアル②-

岡本 琢磨 氏(NICT研究職)、桑原 万苗 氏(NICT総合職)、坂本 舞衣 氏(NICT総合職)

こんにちは!
「総合2026」第13回、10月1日(木)の講演は、NICTと「総合」の共催企画第二弾で、研究職を務められている、岡本琢磨さん、総合職を務められている、桑原万苗さん、坂本舞衣さんにお越しいただき、「知の限界を超え、未来の社会基盤を創る! ーICTの研究を両輪で進める研究職と総合職のリアル②ー 」というテーマでお話しいただきました。

今回の講演で最も心に残ったキーワードは、「自分の先入観や専攻に捉われず、色んなことに挑戦することが大切である。」です。

岡本さんが研究されている「音声マルチスポット技術」は、例えば国際会議の場などで、同時通訳技術と組み合わせることによって、リアルタイム翻訳した合成音声を言語ごとに出し分ける際に利用されることを目的としています。講演会場では、実際にこの技術を用いたスピーカーを利用できる機会がありました。ここでは、円形のスピーカーを四等分にし、空港のアナウンスを通訳した4言語を同時に出力しているにも関わらず、特定の場所では特定の言語しか聞こえないという感動的な体験をすることができました。

岡本さんは、多数のスピーカーを用いて面白いことはできないかという思いつきからこの研究を始めました。研究を進めていく中で、音声マルチスポット技術を実用化することができるスピーカーの形状が見つからず、悩んでいた時期があったそうです。このときの岡本さんは、この技術は円形スピーカーでは実現できないと思い込み、自分の先入観にとらわれてしまっていました。しかし、総合職の方の後押しで円形スピーカーでの試作に挑戦したところ成功し、思い込みを捨ててさまざまなことに挑戦する大切さを学びました。また、桑原さんも、総合職には幅広い知識が役に立つので、自分の視野を広げるために、日頃から専攻以外の本を読むよう心がけているそうです。

私は挑戦したいことがあっても、いざ何か新しいことをしてみようとなると億劫になってしまうことがあります。しかし、今回の講演を通して、変化のない日々をただ繰り返していくのではなく、何か新しいものを取り入れることで視野がどんどん広がっていくことを学ぶことができました。私たち学生には自由に使える時間がたくさんあるので、岡本さんや桑原さんのように、積極的に色んなことに挑戦していきたいです。
国際関係学科1年 ぱんだ

コメントシートより

  • 研究職と総合職は一見交わらなそうな職業だけれどお互いになくてはならない職種だと講義を聞いて感じました。桑原さんの海外での勤務経験の話を聞くことができて、留学やワーホリの参考になりました。海外だと言語や文化の違いでうまくいかないことの方があるけれど自分ができることを自らどんどん発信していくことが大切なのだと知ることができました。
  • 今回の内容で、理想を持つことだけではなく、今の自分と理想との距離を正確に知ることが大切だと感じました。理想と現実のギャップがあると、できないことに落ち込んでしまうこともありますが、その差を知ることで、何をすれば理想に近づけるのかを考えられると思います。また、挑戦やさまざまな経験をすることで、自分だけでは気づけなかった考え方や視点を持つことができると感じました。これからは失敗を恐れず、経験を増やしながら少しずつ理想に近づいていきたいです。
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