第3回 学生スタッフレポート

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「言えなかった」を「言えてよかった」に
〜相手も自分も大切にするやさしい自己表現を学ぼう〜

小柳 茂子 氏(相模女子大学 名誉教授)

こんにちは!
「総合2026」第3回、4月30日(木)の講演は、相模女子大学名誉教授、認定フェミニスト・カウンセラー、臨床心理士、公認心理師として活躍されている、小柳茂子さんにお越しいただき、「『言えなかった』を『言えてよかった』に〜相手も自分も大切にするやさしい自己表現を学ぼう〜」というテーマでお話しいただきました。

講演では、自分の気持ちや考えを率直に伝えながら、自分も相手も尊重するアサーティブなコミュニケーションについてお話いただきました。具体的な場面をもとに、攻撃的な表現・非主張的な表現・アサーティブな表現の違いを考えるワークも行われ、適切な伝え方への理解を深めました。

講演内で特に印象的だったのは、円滑なコミュニケーションはキャッチボールのようなものであり、相手が受け取りやすいボールを投げることが大切だというお話です。そのためには、素直に、力を抜いて伝えることが大事だと教えていただきました。私たちは、相手に伝えたいことがあるとき、相手の反応を気にして必要以上に遠慮したり、本心を隠してしまったりすることがあります。しかし、「私は〜と思う」 「私は〜と感じる」など、「私」を主語にして伝える「I(私)メッセージ」を用いることにより、自分も無理をせず、相手も傷つけない伝え方ができることを学びました。

近年は「空気を読む」ことが重視され、率直に思いを伝え合う機会が少なくなっているように感じます。そうした中で、アサーティブな自己表現について学ぶことは、自分の意見を押し殺すことなく、また相手を否定することもなく、安心して人と関わるための力になると感じました。互いの考えを伝え合い、受け止め合う方法を学ぶことは、これからの学びを深め、人間関係や人生をより豊かなものにしていくのではないでしょうか。
国際関係学科3年 上級忍者

コメントシートより

  • 今回の講義を聞いて、自分の気持ちと相手の気持ちどちらも大切にすることの難しさと重要性を感じました。怒っている時や自分の感情が昂っている時には、突発的にYOUメッセージで伝えがちですが、何をどうして欲しいのかIメッセージで伝えることは心地の良いコミュニケーションをする上で欠かせない事だと思います。アサーティブなコミュニケーションは自分の心を守ることにも繋がります。言いたいことが言えずモヤモヤする時は、今回の講義を思い出して、相手を傷つけず、伝えたいことを伝えられるよう努力したいです。
  • アサーティブな表現は、単なる自己主張ではなく、相手の立場や感情を踏まえたうえで自分の考えを伝える姿勢だと理解した。これまでは友人と、対立を避けるために曖昧な言い方を選びがちだったが、それは結果的に相手にも自分にも不誠実になりうると気づいた。また、率直に伝えることは関係を壊すのではなく、むしろ信頼関係を築く前提になると感じた。相手を尊重しつつ自分の意見にも責任を持つという点に難しさを感じた。今後は、日常のやり取りの中で意識的に実践していきたい。
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