英語英文学科 授業紹介

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3・4 年セミナー(英語教育コース)

英語教育のいま
小学校の外国語活動をとおして学ぶ

英語英文学科教授 吉田 真理子
 

2020年から小学校高学年(5・6年生)で英語が教科となり、中学年(3・4年生)にも外国語活動が入ってきます。その流れの中で、近隣の小学校では3・4年生に外国語活動を5時間ずつ学級担任が行うこととなり、私が担当する4年セミナーの学生たちがそのサポートを行うことになりました。写真は、小学3年生を対象とした英語絵本を用いた活動の様子です。

活動の準備として、第1タームに、文部科学省から小学校に配布された補助教材Hi, friends! Story Booksをもとに、4年セミナーで指導案を作ることが提案されました。東京都英語教育推進リーダーでもある近隣の小学校の先生にも毎週津田塾のキャンパスに来ていただき、学生と協働で指導案を開発しました。特に小学3年生は英語に初めて触れる子どもたちもいますので、からだを動かしたり声を出したりして、楽しく取り組めるアクティビティの工夫が大事です。絵本の内容にあった英語の歌を選び、英語のゲームを考え、カードなどの教具も作製。担任の先生とも打ち合わせをして、第3タームの本番の授業に臨みました。

子どもたちが楽しんでくれるか不安でいっぱいの学生たちでしたが、いざ始まってみると、子どもたちは大きな声で英語の歌を歌い、英語のゲームなどのアクティビティにも積極的に参加し、授業の回を追うごとにどんどん英語を吸収していく様子がうかがえました。5時間の授業が終わったあとには、子どもたちから「これで終わってしまうのはさびしい」などの声もあがり、学生一人ひとりに子どもたちから届いた“Thank you! ”カードは大学生活の最終学年となる学生たちの宝物になりました。

小学校で英語の活動や授業に参加することは、まず、自分の英語学習体験を振り返り、自分の英語のブラッシュアップになります。また、アクティビティを考えるにあたって、英語の文献を読んだり、ICTを有効に活用するプロセスも重要です。そして、学生同士やセミナーの担当教員、小学校教員などとのやりとりをとおして、主体的・協働的な学びがあり、多くの子どもたちの笑顔に接することで自信にもつながります。小学校の担任教員からは、子どもを育てるということについて、そして教育について多くを学ぶ機会ともなります。教員を目指す学生だけでなく、将来、教員以外の道を選ぶ人にとっても、社会人になったときに必要なリーダーシップ、そしてコミュニケーション力が自然に身につきます。それもこのセミナーの魅力です。
 

学びのアイテムは?
すごろくゲーム

英語を楽しく学べるアクティビティに学生たちが取り入れたのは、すごろくゲーム。子どもたちは小グループで、ジャンケンしてコマを進め、時刻とアクションの絵をみて英語で発表し合う。

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