第16回 学生スタッフレポート

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自分の軸を持つ〜行動でモヤモヤを吹き飛ばそう〜

ブランシャー明日香 氏(杉並区議会議員)

こんにちは!
「総合2025」第16回、10月23日(木)の講演は、杉並区議会議員として活躍されている、ブランシャー明日香さんにお越しいただき、「自分の軸を持つ〜行動でモヤモヤを吹き飛ばそう〜」というテーマでお話しいただきました。

今回の講演で、最も心に残ったキーワードは「扉を開ける勇気」です。この言葉は現杉並区長である岸本聡子さんから明日香さんに伝えられたもので、「この言葉が、私に自ら行動し挑戦する勇気を与えてくれた」というお話がありました。

議員に立候補する前、明日香さんは環境問題に強い意識を持ち、以前ご自身が経営していたカフェでの環境問題に関する活動を広げたり、仲間と共に行動を起こしたりしていました。その中で、「自分は結局何もできていないのではないか」「気候変動に何も貢献できていない」という思いが芽生え、もやもやしていた時期があったといいます。しかし、同じように気候変動の危機を訴える女性(現杉並区長)が区長に当選したことで、自分も挑戦してみようと思えたそうです。

このお話を聞き、誰かが勇気を持って起こした行動が、他の誰かの挑戦を後押しすることにつながるのだと気づきました。自分だけではどうしても解決できないような大きな課題に立ち向かっていくには、一緒に進める仲間が大切であり、今でこそ議員として活躍される明日香さんにも、過去に勇気をもらい決意するきっかけがあったことが、印象に残っています。
国際関係学科3年 ヒイラギ

コメントシートより

  • 政治という女性の社会進出的にまだまだ未開拓な分野にどのように参入していったかがとてもわかりやすかったです。また、「出る杭は打たれる」という言葉通り、社会進出を果たした女性は目立っているからこそ叩かれているのかなとは思いました。自分の立場を顧みることが大事だと思っていますが、未開拓の分野に挑戦的なのはすごいなと思いました。
  • 「自分の軸を揺るがないものにするために」という言葉から、自分の信念を持ち続ける大切さを感じました。理想を現実に変えるには、考えるだけでなく行動することが必要だという点にも強く共感します。また、「自分を過大評価しよう」という言葉は新鮮で、もっと自信を持って挑戦する勇気をくれると思いました。完璧を求めず、失敗を努力の証として受け止める姿勢も前向きで心に残ります。講演の最後にあった「逆風こそ私たちの力になる」という言葉は、困難を避けるのではなく、力に変えて成長することの大切さを教えてくれました。これらの言葉を自分の生き方の指針にしたいです。
  • ブランシャー明日香さんの「自分の軸を持つ」という話を聞いて、理想を持つことの大切さを改めて感じました。彼女が言っていた「自分の描く未来は懐かしい世界」という言葉が印象に残っています。昔ながらの温かい世界を大事にしたいという思いが伝わってきました。また、「描いた未来に向けて一緒に頑張ってくれる人を探す」という言葉も心に残りました。自分の力だけではなく、人と協力することの大切さを感じました。さらに、「逆風こそ私たちの力の証」という言葉からは、困難に負けず前に進もうとする強さを感じました。自分も、自分の考えを大事にして行動できるようになりたいと思いました。
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