第12回 学生スタッフレポート
「モヤモヤ」を原動力に、「自分ごと」を作品に
ペヤンヌマキ 氏 (劇作家・脚本家・映画監督)


こんにちは!
「総合2025」第12回、9月25日(木)の講演は、映画監督の、ぺヤンヌマキさんにお越しいただき、『「モヤモヤ」を原動力に、「自分ごと」を作品に』というテーマでお話しいただきました。
「総合2025」第12回、9月25日(木)の講演は、映画監督の、ぺヤンヌマキさんにお越しいただき、『「モヤモヤ」を原動力に、「自分ごと」を作品に』というテーマでお話しいただきました。
今回の講演で最も心に残ったキーワードは、「私(自分)にしかできないことをしてみよう。」です。
これは、「2022年の杉並区長選挙」の際、立候補者を支持する区民たちがこの選挙を自分事として、立候補者の選挙活動を手伝ったときのお話の中に出てきたものです。選挙活動中は、支持者たちが立候補者の分身であるかのように、駅前などで立候補者に代わって街頭演説などの選挙活動を行っていました。例えば、話すことが得意な人は演説を担当していたり、人前で話すのは苦手でも、この選挙に携わりたいという人はポスターを持って立っていたことなどが挙げられていました。これらの行動は、今の自分にしかできないことはなにか、と支持者が考えて導きだした結果を自発的に行動しているという事例でした。当時のぺヤンヌさんは、自分にしかできないこととして、映像でこの選挙と立候補者を世に広めることをしていました。
杉並区長選挙における選挙活動のお話を通して、「モヤモヤとした違和感」はただの「不安や不満」ではなく、社会や政治に関心を持つきっかけになる「大切な感覚」だと私は気づきました。普段の生活は選挙や政治と無関係のように思えても、実際は巡り巡って最終的に深くつながっていて、自分の行動や作品・創造物に反映できることが多くあるということにも気づけました。特に、モヤモヤを自分一人で抱えるのではなく他人と共有し、対話につなげることの大切さを学べました。また、すぐに大きな行動につなげられなくても、その気づきが次の一歩につながるということを知り、些細な表現や参加の積み重ねが社会を変える力になると感じました。そして、次の一歩へとつながる行動は自分のできる範囲から、簡単だと思えることでも実践してみることが大切だと考えました。
これは、「2022年の杉並区長選挙」の際、立候補者を支持する区民たちがこの選挙を自分事として、立候補者の選挙活動を手伝ったときのお話の中に出てきたものです。選挙活動中は、支持者たちが立候補者の分身であるかのように、駅前などで立候補者に代わって街頭演説などの選挙活動を行っていました。例えば、話すことが得意な人は演説を担当していたり、人前で話すのは苦手でも、この選挙に携わりたいという人はポスターを持って立っていたことなどが挙げられていました。これらの行動は、今の自分にしかできないことはなにか、と支持者が考えて導きだした結果を自発的に行動しているという事例でした。当時のぺヤンヌさんは、自分にしかできないこととして、映像でこの選挙と立候補者を世に広めることをしていました。
杉並区長選挙における選挙活動のお話を通して、「モヤモヤとした違和感」はただの「不安や不満」ではなく、社会や政治に関心を持つきっかけになる「大切な感覚」だと私は気づきました。普段の生活は選挙や政治と無関係のように思えても、実際は巡り巡って最終的に深くつながっていて、自分の行動や作品・創造物に反映できることが多くあるということにも気づけました。特に、モヤモヤを自分一人で抱えるのではなく他人と共有し、対話につなげることの大切さを学べました。また、すぐに大きな行動につなげられなくても、その気づきが次の一歩につながるということを知り、些細な表現や参加の積み重ねが社会を変える力になると感じました。そして、次の一歩へとつながる行動は自分のできる範囲から、簡単だと思えることでも実践してみることが大切だと考えました。
英語英文学科1年 ミノ
コメントシートより
- やりたいと思ったことをすぐに行動に移すことがとても大切だと思いました。自分のやりたいことが何かはっきりわかっている人と密に関わると自分の成長につながるので、自分がそういう人になれるようにしたいです。一人一人の行動が本当に政治を変えていくし、簡単なことではないけど、行動力がある人でありたいと思いました。自分の小さいモヤモヤのために行動できることも大切だけど、結構無視してしまうことが多いので、それも大切にしたいです。政治のような他人事感が強いものは映画などの身近なものから取り込んで広く知ってもらうことができるので、いい案だと思ったし地域ごとの小さい選挙にも住民としてできることとして政治参加することができることを忘れないでいたいと思いました。
- 自分の行動の起こすタイミングを見極めて、自分のタイミングで行動できるように準備していきたいと思いました。
- 今回の講演を通して、私も、今の大学生活中に選挙に投票しに行ったことがなく自分ごととして政治の話題を捉えることができていなかったのですが、マキさんの話を聞いて、リアルな選挙事情を知ることができました。特に187票差で当選するまでの物語がとても面白かったです。また、今の若い人は「自分は関係ないからどうでもいい」と何事も透明人間となることを望むことが多かったり、今住んでいる地域の選挙などの情報や関わりがないので、自ら行動して自分ごととすることの大切さを身に沁みて感じました。