第10回 学生スタッフレポート

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笑顔は最強の美容液
〜笑顔のチカラでコミュニケーション力を高めよう〜

佐々木 郁代 氏(美肌研究家/おもてなしプロデューサー)

こんにちは!

9月13日、第11回の「総合」では、佐々木郁代さんにご講演いただきました。アロハシャツ用の生地で仕立てられた、涼しげな着物でいらっしゃった佐々木さん。ご自身のふるさとである鹿児島の風と魅力を運んでくださりました。

佐々木さんは、JR九州で、つばめレディの愛称で親しまれる客室乗務員の指導員として勤務されていました。「おもてなし」を実践するお仕事の傍ら、様々なイベントを企画していたといいます。例えば、幅広い世代の女性が集まる「最強女子会」があります。この女子会をきっかけに、もっと鹿児島の魅力を発信したい、という参加者の思いから、多様な商品企画が生まれました。鹿児島カンパチのお茶しゃぶしゃぶは、そのうちの1つです。また、「おもてなしプロデュース 3chord」を立ち上げ、地域活性化のための活動をプロデュースしていかれました。この頃から、佐々木さんの「笑顔とおもてなし」に特化したマルチな活動が始まります。

突然ですが、「笑顔」と「笑う」ことを、同じものと捉えている方はいませんか? 私は、まさにそうでした。しかし、この2つは異なるものであると佐々木さんは教えてくださりました。何か面白いものを見たり聞いたりしたとき、人は笑います。つまり、「笑う」ことは、相手が与えてくれるものだといえます。しかしそれとは異なり、「笑顔」は自分から発するものです。だからこそ、笑顔には沢山の効果があります。笑顔になると、脳は自分は幸せだと認識するのだそうです。また、血行が促進され、自律神経のバランスも良くなるといいます。笑顔になるだけで、こんなにも多くのプラスの効果があるとは、思いもしませんでした。

講演後半で佐々木さんは、素敵な笑顔をつくるためのレクチャーをしてくださりました。2人組を作って、相手の良いところを褒め合ったり、鏡に向かって自分の笑顔を研究したり…。普段はお話を聞くことが中心の「総合」の授業ですが、今日は実践を通して、「笑顔」を学んでいきました。笑いの絶えない、いいえ、それだけではなく「笑顔」の絶えない、活気のある会となりました。

佐々木さんの活動は、イベントの企画から、商品開発、「笑顔とおもてなし」の講習、現在ではエステ店の経営など、多岐に渡っています。なぜ、ここまで活動を広げてこられたのでしょうか?私は、その鍵は、やはり笑顔にあるのだと思います。

佐々木さんは、どの活動にも共通して、ご自身から行動を起こしていらっしゃいます。笑顔も同様に、自分から発するものです。「自分から行動を起こすこと」×「笑顔」で、私たちの可能性は大きく広がるのではないでしょうか。そのときには、感謝の心も忘れずに、と佐々木さんからアドバイスをいただきました。
さぁ、笑顔で行動を起こしたくなったはずです。漕ぎ出せ、未来へ!

国際関係学科3年 おいも

コメントシートより

  • 笑顔が物理的にも心理的にも、人間に良い効果を与えることを初めて知りました。
  • 相手の悪いところではなく、良いところを探し、「ありがとう」と素直に言える心を持つと、人生がより豊かになることを学びました。
  • 最強女子会では、女性たちが自ら地元の良いものを見つけ出し、商品化していることを知り、自ら発見し行動していく姿に憧れました。同時に、女性ならではの発想力がこんなにも活躍するのだということを感じ、勇気をもらいました。
  • 「無駄なことは1つもない。だからチャレンジしてみよう」最後に佐々木さんがおっしゃった言葉が、心の中でこだまのように響いています。
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