学長プロフィール
津田塾大学学長 高橋裕子
学歴
- 1980年3月
- 津田塾大学 学芸学部 英文学科卒業
- 1983年10月
- University of Kansas, Graduate School, Dept. of History, M.A. in History
(1981年9月~1982年6月 学生国際交流制度に基づく日本政府派遣留学生、1982年8月~1983年5月 ロータリー財団奨学生) - 1984年3月
- 筑波大学大学院修士課程地域研究研究科(国際学修士)
- 1989年10月
- University of Kansas, Graduate School, School of Education, Dept. of Educational Policy and Administration, Ph.D. in Education
(学位論文: “Umeko Tsuda and Educational Reform in Modern Japan: From Bicultural Child to International Feminist”)
職歴
- 1990年4月~1993年3月
- 桜美林大学国際学部専任講師
- 1993年4月~1997年3月
- 同 助教授
- 1997年4月~2004年9月
- 津田塾大学学芸学部英文学科助教授
- 2004年10月~現在
- 津田塾大学学芸学部英語英文学科教授
- 2016年4月~現在
- 津田塾大学学長
- 2016年4月~現在
- 学校法人津田塾大学常務理事
- 2003年7月~2004年3月
- スタンフォード大学フルブライト研究員
- 2004年5月~2008年3月
- お茶の水女子大学ジェンダー研究センターCOE客員研究員
- 2013年9月~2014年3月
- ウェルズリー大学フルブライト研究員
- 2011年10月~2020年9月
- 日本学術会議連携会員
- 2020年10月~現在
- 日本学術会議会員
学内役職
- 2005年1月~2007年3月
- 広報・学生担当学長補佐
- 2007年1月~2007年3月
- 学務担当学長補佐兼務
- 2007年4月~2009年1月
- 学務担当学長補佐
- 2009年2月~2012年10月
- 研究支援担当学長特別補佐
学会等公的機関における活動
学会
アメリカ学会
2002年~2003年、2008年~2009年、2012年~2013年 評議員
2004年~2005年 理事
2014年~2018年 清水博賞選考委員
2014年~2020年6月 常務理事
2016年~2018年 副会長
2018年~2020年6月 会長
ジェンダー史学会
2004年~2010年、2016年~2022年12月 常任理事
2010年~2014年 理事
2014年~2016年、2020年~2022年12月 副代表理事
2022年12月~ 代表理事
歴史人類学会
2008年~現在 評議員
International Federation for Research in Women's History
2015年~2020年8月 理事
2020年9月~現在 会長
各種団体
一般社団法人日本私立大学連盟
2010年~2013年 男女共同参画推進に関するプロジェクト委員
2011年~2013年 政策研究部門会議委員
2016年6月~現在 理事
2016年6月~現在 常務理事
公益財団法人大学基準協会
2016年6月~2019年6月 評議員
2019年6月~現在 理事
2021年7月~2023年6月 常務理事/広報委員会委員長
2023年7月~現在 会長
- 1995年~1997年、2001年~2003年
- アメリカ史研究会『アメリカ史研究』編集委員
- 1997年~1999年
- アメリカ史研究会運営委員会代表
- 2001年~2002年
- 調布市男女共同参画推進プラン検討委員会会長
- 2011年~2023年
- 一般財団法人竹村和子フェミニズム基金理事
- 2013年~2023年
- 一般財団法人竹村和子フェミニズム基金審査委員長
- 2014年~2016年
- 一般社団法人津田塾大学同窓会副会長
- 2017年~2020年4月
- 公益財団法人アメリカ研究振興会評議員
- 2020年4月~現在
- 公益財団法人アメリカ研究振興会理事
- 2022年5月~現在
- 公益財団法人アメリカ研究振興会常務理事
審議会等公的機関における活動
文部科学省
2002年~2003年 教科用図書検定調査審議会臨時委員
2018年4月~2022年3月 大学設置・学校法人審議会 特別委員
2022年4月~現在 大学設置・学校法人審議会 会長
2022年11月~2023年8月 戦略的な留学生交流の推進に関する検討会委員 主査
日米文化教育交流会議(カルコン)
2021年4月~現在 パネル委員
2023年3月~現在 デジタル化時代の情報共有と相互理解の進化日米WG日本側座長
- 2016年7月~現在
- IDE大学協会 理事
- 2016年7月~現在
- 日本アカデメイア 学識者幹事
- 2016年9月~現在
- 公益財団法人私立大学退職金財団 評議員
- 2017年2月~現在
- 日本私立大学団体連合会 高等教育改革委員会委員
- 2017年4月~現在
- 学習院大学 外部評価委員会委員
- 2017年4月~現在
- 一般財団法人私学研修福祉会 私立大学の教育・研究充実に関する研究会(大学の部)運営委員
- 2017年7月~2023年9月
- 独立行政法人大学改革支援・学位授与機構 国立大学教育研究評価委員会
- 2018年1月~2022年12月
- 日米教育委員会日本側委員
- 2018年4月~現在
- 渋谷区産官学連携組織評議員会 評議員
- 2018年6月~2020年3月
- 島根大学外部有識者懇談会 委員
- 2018年6月~現在
- 特定非営利活動法人JAFSA 理事
- 2018年10月~現在
- 内閣府男女共同参画局 男女共同参画推進連携会議議員
- 2018年10月~現在
- 東京都政策企画局 大学との定例懇談会メンバー
- 2019年4月~現在
- 大学マネジメント研究会 理事
- 2019年6月~2020年10月
- 小平市長期総合計画基本構想審議会 座長
- 2019年6月~現在
- 公益財団法人 グルー・バンクロフト基金 評議員
- 2019年10月~現在
- 一般財団法人 東京都立青山高等学校同窓会 評議員
- 2020年4月~現在
- 国立大学法人東京工業大学経営協議会 委員
国立大学法人東京工業大学学長選考・監察会議 委員 - 2021年2月~2022年12月
- APU Governing Advisory Board 委員
- 2021年4月~2023年9月
- 独立行政法人大学改革支援・学位授与機構 大学ポートレート運営会議委員
- 2021年7月~2022年3月
- 国立大学法人お茶の水女子大学 令和3年度グローバル女性リーダー育成研究機構評価委員会委員
- 2021年10月~現在
- 放送大学学園 理事・評議員
- 2021年12月~現在
- 日本ユネスコ国内委員会小委員会 委員
- 2022年10月~現在
- 国立大学法人一橋大学 社会科学の発展を考える円卓会議委員
- 2022年9月~2023年8月
- 内閣府 教育未来創造会議委員
- 2023年6月~現在
- 一般財団法人三菱みらい育成財団 評議員
研究業績(一部抜粋)
著書・共編著
- 『津田梅子 女子教育を拓く』岩波ジュニア新書、2022年、230頁。
- 『女性学長はどうすれば増えるか』東信堂、2022年、高橋裕子・河野銀子編著、168頁。
- 『家族と教育』ジェンダー史叢書、第2巻、明石書店、2011年、石川照子・高橋裕子共編、307頁。
- 『津田梅子の社会史』玉川大学出版部、2002年、258頁、(アメリカ学会清水博賞受賞)。
- 『津田梅子を支えた人びと』有斐閣、2000年、飯野正子・亀田帛子・高橋裕子共編、294頁。
分担執筆(研究書等)
(以下、頁およびpp.の表記省略)
- 「津田梅子と女子英学塾」 姫岡とし子・久留島典子・小野仁美 編『〈ひと〉から問うジェンダーの世界史第2巻 「社会」はどう作られるか?—家族・制度・文化』 大阪大学出版会、2023年、206-209。
- 「津田梅子」 永原陽子編『人々がつなぐ世界史』 ミネルヴァ書房、2019年8月31日、191-194。
- Diane Rodriguez-Kiino, Yuko Itatsu, and Yuko Takahashi "STEM Education in Japan: Examining the Pipeline for Female Leadership," Surviving Sexism in Academia: Strategies for Feminist Leadership, ed.,Kirsti Cole and Holly Hassel, (Routledge, 2017) 69-79.
- 「トランスジェンダーの学生受け入れとアメリカの名門女子大学— もう一つの『共学』論争後のアドミッションポリシー」三成美保編著『教育とLGBTIをつなぐ‐学校・大学の現場から考える』青弓社、2017年、247-273。
- 「ブリンマー大学とスペルマン大学の創設期を通して見る19世紀後半のアメリカ」有賀夏紀・小檜山ルイ編『アメリカ・ジェンダー史研究入門』青木書店、2010年、93-112。
- “A Japanese American Enterprise: Umeko Tsuda’s Bryn Mawr Network and the Founding of Tsuda College,” China’s Christian Colleges: Cross-Cultural Connections, 1900-1950, ed., Daniel H. Bays and Ellen Widmer (Stanford: Stanford University Press, 2009) 271-286.
- 「津田梅子の広報戦略—「スクラップブック」にみるトランスナショナルな発信の技法」香川せつ子・河村貞枝編『女性と高等教育—機会拡張と社会的相克』昭和堂、2008年、54-83。
- 「『文明化された』家族の国アメリカ」上杉忍・巽孝之編『アメリカの文明と自画像』ミネルヴァ書房、2006年、123-149。
- 「ジェンダー」五十嵐武士・油井大三郎編『アメリカ研究入門』第3版、東京大学出版会、2003年、129-142。
- 「つくられる性差—ジェンダーで見るアメリカ史」有賀夏紀・油井大三郎編『アメリカの歴史』有斐閣、2003年、171-190。
論文・研究ノート、プロシーディングズ等
- 「トランスジェンダー学生の受け入れと女子大学のミッションー日米の事例を中心に」『女たちの21世紀』No.98、アジア女性資料センター、2019年、31-36。
- 「津田塾大学が目指す『理想の高等教育』—『Tsuda Vision 2030』を通して考える」『IDE現代の高等教育』No.607、IDE大学協会、2019年1月号、35-39。
- “Recent Collaborative Endeavors by Historians of Women and Gender in Japan,” Journal of Women’s History, (2013) Vol.25, No.4, 244-254.
- 「昭憲皇太后と津田梅子—華族女学校での接点を中心に」(研究ノート) 『明治聖徳記念学会紀要』復刊第50号、2013年、635-644。
- 「津田梅子とアメリカ—初の官費女子留学生の一人として」『歴史評論』756号、2013年、37-53。
- “Umeko Tsuda and Inazo Nitobe: Internationalization and their Impact on Education,” Why Japan Matters! (Proceedings of the Japan Studies Association of Canada Conference, Victoria, British Columbia, October 15-17, 2004) Vol. II, ed., Joseph F. Kess and Helen Lansdowne (Centre for Asia-Pacific Initiatives, University of Victoria, 2005) 655-663.
その他研究業績の詳細は下記の研究者総覧よりご覧ください。