CAMPUS REPORT
2026/8/12
「2026年度JAL課題解決型学修プログラム」を実施しました!
「JALの翼で、地域の物語を世界へ届けよう~『物語(ナラティブ)』が世界につながる旅を生む~」
学外学修・キャリアセンターでは、日本航空(JAL)様との連携による課題解決型学修(PBL)プログラムを毎年実施しています。2019年度の開始から8回目の実施となった今年度は、文系・理系の全6学科の1年生から3年生の計25名の学生が参加しました。6月下旬の初顔合わせからチームビルディングを行い、約1か月にわたる試行錯誤を経て、地域の物語を世界に届けるためのビジネスアイディアを提案しました。
今年度のテーマ: 「消費する旅」から「地域の物語に参加する旅」へ
今年度のテーマは、JALが掲げる「JAL Vision2035」の柱の1つである「関係・つながりの創造」にフォーカスをあてて設定されました。単に観光地を巡って「消費する」従来の旅から、地域が持つ歴史や文化などの「物語(ナラティブ)に旅行者自身が参加する旅」への転換を目指し、人や地域、社会のよりよい関係性・つながりを創出するアイディアが学生たちには求められました。学生たちは、「地域の物語(ナラティブ)の発掘」や「JALが持つアセットの活用」「継続的な関係を築く仕掛け」という3つの視点を意識することに加え、グローバルな課題や活躍に関心をもつ学生が集う本学の特徴を踏まえ、地域の物語を“世界に届ける/繋げる”という視点も踏まえて検討を進めていきました。
チームでの試行錯誤から最終発表へ
本プログラムの特徴の一つは、学科や学年が異なる学生たちがチームを組む点にあります。専門分野や経験が異なる仲間が集まることで生まれる化学反応が期待される反面、初めて出会う仲間が限られた期間で成果を上げるためには、チームビルディングが欠かせません。そこで、プログラムの初日(Day0)には、オリエンテーションで個人とチームの目標設定を行い、「アイディア発想ワークショップ」ではアイディア発想のスキルを学びながらチーム力を高め、翌週から本格的に始まる活動に向けた準備を行いました。
続くDay1では、羽田空港にあるオペレーションセンター、JAL SKY MUSEUMを訪問しました。安全なフライトを支える事前準備や、絶えず変化する情報に迅速かつ的確に対応するスタッフの皆様のプロフェッショナリズムを目の当たりにし、各チームのモチベーションが多いに高まりました。
続くDay1では、羽田空港にあるオペレーションセンター、JAL SKY MUSEUMを訪問しました。安全なフライトを支える事前準備や、絶えず変化する情報に迅速かつ的確に対応するスタッフの皆様のプロフェッショナリズムを目の当たりにし、各チームのモチベーションが多いに高まりました。
その後、各チームの自主的な活動を経て臨んだ中間発表(Day2)では、精一杯準備して臨んだ学生たちを、現場経験豊富なJAL社員の皆様からのプロ目線のフィードバックが待っていました。アイディア自体は良くても、企業として事業化する上で必要な「実現可能性」や「実施体制」、更には「プログラム実施後に自走できる仕組みづくり」といった実務的な視点の不足の指摘を受けました。厳しいフィードバックにも落胆することなく、学生たちは、自分たちだけでは気づけなかった企業の視点を獲得したことを前向きに捉え、チームワークを立て直してアイディアの更なるブラッシュアップへと気持ちを切り替えていきました。
続く2週間の探求と議論を重ねて臨んだ最終発表(Day3)では、中間発表での指摘に応え、各チームのアイディアの精度は各段に高まり、どのチームのアイディアもその地域に実際訪れてみたくなるような説得力あふれる提案がそろいました。最終発表を終えた後の学生たちの顔には、自分たちのベストに挑戦した後の晴れやかな笑顔が広がりました。
JAL社員様からの講評とキャリア座談会
各チームの発表に対しては、4名のJAL社員様から丁寧な講評をいただき、「JAL賞(最優秀賞)」の審査も行われました。審査の結果、今年度のJAL賞に選ばれたのは、人出不足により中止となった地域行事の復活に向けた物語に審査員・観客を引き込んだチームとなりました。
全体を通して、JAL社員の皆様からは学生たちの「地域の方々の想いや歴史、文化への理解を深めようとする姿勢」や、「自らの提案に地域へ敬意や愛着を込めようと努力する姿勢」を高く評価して頂きました。また、この1か月間にわたるチーム内での協働の成果が、各チームのプレゼンテーションに表れていたことも評価して頂きました。
最終発表後は、4名のJAL社員の皆様を囲んでのキャリア座談会を実施し、航空業界のキャリアパスや、社員としてのやりがい、業務上心がけていること等、直接うかがう機会となりました。
最終発表後は、4名のJAL社員の皆様を囲んでのキャリア座談会を実施し、航空業界のキャリアパスや、社員としてのやりがい、業務上心がけていること等、直接うかがう機会となりました。
参加した学生たちにとって本プログラムは、ビジネス企画の体験にとどまらず、航空業界が提供する社会的価値が、「安全な移動」から「関係・つながりの共創」へと進化している現実を体感し、視野が広がる大きな成長機会となりました。また、客室乗員、企画業務職という職務の実際や管理職という役割についても社員様の生の声を通じて理解することで、自らの将来や社会との関わりを考える貴重なきっかけとなりました。




