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2025/8/20

2025年度キャリア科目「1、2年生のための就職基礎講座」~ 基調講演を開催しました~

2025年6月25日(水)、日経BP日経クロスウーマン編集委員の小田舞子様を小平キャンパスにお招きし、キャリア科目の初回講義として「「私はどう思う?」を軸に生きる」と題した基調講演を開催しました。
津田塾大学では、毎年第2タームに低学年を対象としたキャリア科目を開講しています。講義を通して女性のキャリアを取り巻く社会環境や様々な生き方について学び、卒業後の将来を描きながら、充実した学生生活を送るためのヒントを得ることを目指しています。2025年度は、自分が大切にしたい価値観に気づき、自分らしい選択をする力を身につけることを目的としています。

基調講演では、小田様から社会におけるジェンダーギャップや女性のキャリア形成についてお話しいただくとともに、ご自身の学生時代と現在のキャリアがどのようにつながっているかなど、一人の女性の先輩としても様々なご経験についてお話を伺いました。また、やりたいことはあきらめず挑戦してきたエピソードやキャリアに対する考え方について伺い、学生たちにとって「自分はどう生きたいか」という問いにひとりひとりが向き合う時間になりました。

オンラインを含め170人を超える津田塾生が参加し、参加した学生からは前向きなコメントが多く寄せられました。

<参加した学生の声(抜粋)>

  • 育休への男性の意識が変わりつつある事、正規雇用と非正規雇用の年収の差、お金が無いと自由に選択できないことなど現実的なお話まで聴く事が出来ました。私たちが卒業する頃に、より働きやすい環境をつくって待っていますという言葉が非常に印象に残りました。私もそのような事が言える人になりたいと思いました。
  • この講義を受けて、自分自身が大切にしたい価値観に気づき、周りの意見、親の意見に左右されずに「私はどう思うか」を軸にして生きていきたいと強く感じた。自分に嘘をついたり、周りの評価を気にせず自分らしく軸を持って生活していきたい。
  • 自分の将来やキャリアについて希望が持てました。また、語学が自分の可能性を広げられる武器であるという事、その重要性も改めて知ることができました。
  • 自分の軸は必ずある、何本でもたてられる、というのがすごく励みになりました。ご自身のこれまでの経験から、キャリアを重ねることの大変さ、また面白さを教えていただいて、将来に対する不安が漠然としたものから、少しすっきりしたように思います。
  • 目の前のことに追われてしまって、立ち止まって将来のことを考える余裕があまりありませんが、今日の話を聞いて「このままでいいのか」と自分自身に問いかけるきっかけをもらったように感じています。「自分で選んだ」と思えるような人生を歩みたい。その気持ちを思い出させてくれる時間でした。
  • ジェンダーギャップを解消するためには一人一人が問題を意識して、みんなで行動を起こさないと何も変わらず、もっと酷い方向へ進んでしまうかもしれないから、私自身も当事者としてもっと行動していこうとおもった。

背中を押してくれる先輩たちの存在

キャリア科目の第2回授業では、自分の価値観を整理して軸をみつけるワークを行い、学生間で共有して考えを深めました。第3回以降は社会で活躍する卒業生4名の歩んできたキャリアについてじっくりお話を伺い、得られた気づきを基に自分自身の卒業後の未来を想像しながら大学4年間の過ごし方を具体的に描きました。

卒業生トークや講義の詳細についてはこちら

本講義が、描いた卒業後の未来に向けた第一歩となることを願っています。

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