栗原 一貴 教授

情報科学には、自分や社会を変える力があります。知的好奇心を大切にしながら学びを深め、皆さんが幸せな人生を送るお手伝いをしたいです。

「人を笑わせ、そして考えさせる」をテーマに、物議を醸すシステム開発を行っています。過去の研究事例については私のウェブサイトを御覧ください。

特に、対人コミュニケーションが苦手だったり、日々の活動に対するやる気が不足している現代人の「消極性」を扱う研究に興味があります。情報技術は消極的な人たちに力を与えてくれると信じています。

学問領域上の専門分野は、情報科学の中の「ヒューマンコンピュータインタラクション」と「エンタテインメントコンピューティング」です。

ヒューマンコンピュータインタラクションは、どのようにコンピュータシステムをデザインすれば、人々の役に立ち、便利か、を考える学問分野です。スマートフォン、パーソナルコンピュータ、インターネットなどの日常生活で身近な情報システムのデザインの理論・応用等を扱っており、最先端研究であっても内容がわかりやすく、初学者にも馴染みやすい分野です。

一方、新しいエンタテインメントを創造するための技術の研究や、日常生活、教育・エクササイズ・福祉など様々な分野を情報技術の支援によりエンタテインメント化する研究などを進めるのがエンタテインメントコンピューティング研究分野です。ゲーム、SNS、Webコンテンツ、マルチメディア鑑賞支援、インテリジェントなおもちゃなど、人々を「面白い！」と思わせるアイディアを実現します。