情報科学科 授業紹介
プログラミングI

未経験から学べる、
ソフトウェア開発の基本
「プログラミングI」は1年次の必修科目で、プログラミングを学びます。
学ぶ言語はJava。ソフトウェア開発のプロも使う言語です。講義はプログラミング経験がない学生を対象に、基礎概念や基本操作の説明から始めます。後半は、より高度なソフトウェア開発技術について解説します。
オブジェクト指向やソフトウェアの部品化などの技術は、以前は中級レベルで学ぶとされていました。現在は、初心者の頃から学び始め、早くから実際に使いながら身につけるようになりました。
情報数学b

情報科学に欠かせない、
数学の力を着実に伸ばす
情報科学を学ぶうえで欠かすことのできない科目の1つが数学です。
大学1・2年で微分積分学・線形代数学・確率統計など数学の基礎を一通り学んだ学生が、3年次に情報数学を学びます。情報数学a、b、cと情報数学d、e、fが3コマずつ隔年で開講され、解析、代数、確率統計、融合分野など、内容は多岐にわたります。選択科目ですが、例年半数以上の学生が受講しています。
数学が現実の社会でどのように役に立つのか、情報科学と数学の橋渡しをする科目です。
3年プロジェクト

情報科学科を象徴する科目。
優秀作には表彰も
2~4年次に開講されるプロジェクトは津田塾らしさ、本学科らしさを象徴する必修科目です。
3年プロジェクトでは1教員に数名の学生がついて、グループまたは個人で、課題を立案し解決します。アプリ開発、シミュレーション、データ解析、ものづくりなどさまざまな内容で、18週かけて1つのプロジェクトを完成させます。
最終週には全体発表会が行われ、優秀な発表は表彰されます。趣向を凝らした興味深い発表が満載です。
3年セミナー

専門書の輪読には,
専門を超えた学びがある
3年セミナーでは,情報科学に関する理解を深めることを目的に,専門書(洋書)をメンバーで分担し,それぞれが担当箇所についての要約を発表し,議論するという輪読形式で行います。洋書はクラスごとに異なり,自身の興味関心から選ぶことができます。発表者は,担当範囲の内容を理解するだけでなく,他のメンバーに理解してもらうためにはどうしたらよいかという「伝える」ということも考えながら準備する必要があるため,専門分野を学ぶ以上の学びがあります。
各クラスで輪読する専門書(専門分野)例
・The Nature of Code(計算のアーティスティックな応用)
・Stanford: Machine Learning Specialization(機械学習)
・Fundamentals of Music Processing(音情報処理)