植村 あい子 准教授


高校生へのメッセージ
情報科学は社会のあらゆる分野に活用されています。その学びは人生に新しい可能性を切り拓き、選択肢を広げてくれます。将来なりたい自分を見つけ、その道のりを進むにあたって、習得した知識や技術が力強い味方となるはずです。
みなさんが社会へ羽ばたく準備の場として、ワクワク感を大切にしながら一緒に学んでいけたらうれしいです。
みなさんが社会へ羽ばたく準備の場として、ワクワク感を大切にしながら一緒に学んでいけたらうれしいです。
私の研究
「音と情報技術で生活を調和させる」をテーマに、コンピュータが人間のように音を分析したり生成したりする技術を通じて、メディアの検索・推薦技術や音楽活動を支援する研究を行っています。情報技術を駆使することで、ユーザを支援・補助する機能を備えたり、レベルに合わせて段階的な調整をしたりして、ユーザの特性に合わせた支援を行いたいと考えています。
私の研究は「ハーモニー」が中心で、音楽ではメロディー、リズムと並ぶ三要素のひとつです。現在の創作活動では、音楽理論や楽曲編集ソフトウェアを使いこなす技能が求められます。それを解決するため、私は自動編曲の一種であるリハーモナイゼーション(メロディは変えずに別のコードに置換して曲の雰囲気に変化を付ける操作)に取り組んでいます。現在、ジャズ風やポップス風などの雰囲気を簡単に確認しながらコード進行を探索できるシステムを開発しています。従来のソフトウェアのスタイルを指定するような形ではなく、「少しジャズ調に」「ポップス色を強めに」といった具合に、ユーザ自身の好みに合わせて雰囲気を細かく自在に操れることを目指しています。
「ハーモニー」は音楽用語では「和声」を意味しますが、他にも「調和」という意味もあります。誰もが音楽活動を楽しめる調和した世界を作っていきたいです。
私の研究は「ハーモニー」が中心で、音楽ではメロディー、リズムと並ぶ三要素のひとつです。現在の創作活動では、音楽理論や楽曲編集ソフトウェアを使いこなす技能が求められます。それを解決するため、私は自動編曲の一種であるリハーモナイゼーション(メロディは変えずに別のコードに置換して曲の雰囲気に変化を付ける操作)に取り組んでいます。現在、ジャズ風やポップス風などの雰囲気を簡単に確認しながらコード進行を探索できるシステムを開発しています。従来のソフトウェアのスタイルを指定するような形ではなく、「少しジャズ調に」「ポップス色を強めに」といった具合に、ユーザ自身の好みに合わせて雰囲気を細かく自在に操れることを目指しています。
「ハーモニー」は音楽用語では「和声」を意味しますが、他にも「調和」という意味もあります。誰もが音楽活動を楽しめる調和した世界を作っていきたいです。