2012年度「FD活動」自己点検・評価報告書
学長メッセージ
2010年9月に開催された三女子大学懇談会が発端で、日本女子大学、東京女子大学、津田塾大学それぞれが教育の質を高めるために、三女子大学連携相互評価を実施することが2011年初頭に決まった。その直後に東日本大震災が発生したため、実際の活動は2011年4月からとなり、試行錯誤を経てこのたび評価結果が取りまとめられた。
今回はテーマを「FD活動」に絞り、各大学が自己点検・評価報告書を作成し、その後主としてその資料をもとに、必要に応じて意見交換会をもちながら相互評価を行った。大学によって異なった学部構成や組織をもっているものの、相互に新たな発見が多く、まさに相互評価の意義を実感する取組であった。
本学は三女子大学のなかでは唯一「FD委員会」という個別の組織をもたないで、各部署にわかれてFD活動を行っているという点で、他の二大学の実践から学ぶことも多い。その一方で、FD支援費を設けることで積極的な試みをサポートしている点は評価が高かったが、これがどれだけの効果をあげているか等、追跡調査をする必要も指摘された。
この相互評価の枠組みを今後どのように発展させ活用してそれぞれの大学の前進に貢献できるものに育てていくか、三女子大学の課題である。
なお、今回の取組をこのような形で取りまとめられたのは、ひとえに三女子大学の委員の先生方、関連の事務担当者の方々のご苦労の賜物と、心より敬意を表したい。
今回はテーマを「FD活動」に絞り、各大学が自己点検・評価報告書を作成し、その後主としてその資料をもとに、必要に応じて意見交換会をもちながら相互評価を行った。大学によって異なった学部構成や組織をもっているものの、相互に新たな発見が多く、まさに相互評価の意義を実感する取組であった。
本学は三女子大学のなかでは唯一「FD委員会」という個別の組織をもたないで、各部署にわかれてFD活動を行っているという点で、他の二大学の実践から学ぶことも多い。その一方で、FD支援費を設けることで積極的な試みをサポートしている点は評価が高かったが、これがどれだけの効果をあげているか等、追跡調査をする必要も指摘された。
この相互評価の枠組みを今後どのように発展させ活用してそれぞれの大学の前進に貢献できるものに育てていくか、三女子大学の課題である。
なお、今回の取組をこのような形で取りまとめられたのは、ひとえに三女子大学の委員の先生方、関連の事務担当者の方々のご苦労の賜物と、心より敬意を表したい。
学長 國枝 マリ