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2022/12/23

三菱電機 国際本部 企業研究ワークショップ

12月7日小平キャンパス
12月6日及び7日、三菱電機国際本部と連携して企業研究ワークショップを千駄ヶ谷、小平両キャンパスで実施しました。

三菱電機国際本部と本学は、2023年2月にインターンシップ・プログラムを開催する運びとなりました。同社とは初の連携となりますが、同社勤務の本学卒業生を通じてお声がけいただき、双方にとって有益となるような形で実現できることになりました。グローバルな仕事に関心を持っている本学学生にとっては、先輩も働いている企業から学ぶことができる大変貴重な機会となります。

本ワークショップは、インターンシップ実施に先立ち、グローバル・ビジネスの課題と現状について、三菱電機のご担当者の皆さんから直接学ぶと同時に、インターンシップの概要について知る機会となり、両キャンパスあわせて約40人の学生が参加しました。

ワークショップでは、まず赤本正憲様(地域統括部 兼 地域戦略部 担当部長)より、同社の取組とグローバル人材に必要な素養についてご講義いただきました。赤本様は三菱電機(香港)有限公司の社長、会⾧を歴任され、当日の講義では香港駐在時のエピソードを交えながら、グローバルな仕事に携わるうえで大切にすべきことを熱く語っていただきました。
赤本様からの講義後、参加学生たちは小グループに分かれ、同社から提示されたケーススタディに取り組みました。絶対解がない状況で、与えられた情報を基に何をすべきか、学生たちは議論し、各グループの考えを発表しました。同社担当者からのフィードバックを得て、学生たちは現場のリアルを感じられたワークとなりました。

ワークショップ終了後も、学生たちは熱心に三菱電機の皆様に質問をしている様子が印象的でした。

参加学生からは、「お話、ワーク等どれもワクワクしながら聞いたり取り組んだりすることができた」、「今回のグループワークは『大学生のために与えられた課題』ではなく、『実際にあった課題』であったため実際に社会に出たときどういうプロセスで考えればいいのか、マーケティング思考のフレームワークに沿って考えたことで大きな力がつきました」、「まだ就活を始めておらず、今回のワークショップにどのように取り組めば良いか分からず不安だったが、社員の方が気軽に話しかけてくれたり、質問に丁寧に対応してくださったことで、楽しみながら考えることができた。」などのコメントが寄せられました。

12月6日千駄ヶ谷キャンパス
本ワークショップは、就職活動目的ではなく、グローバル・ビジネス体験を通じての学業意欲向上、キャリア意識向上を目的に開催され、1,2年生も参加対象としていました。1、2年生の多くは、まだ将来の進路も定まらず、やりたいことを模索している段階です。他方で、学生は企業で働くイメージを持つ機会が限られています。今回、実際の仕事の現場で直面する課題に取り組むワークを通して、企業の仕事とそこで働く方たちの思いを知ることができ、働くことをより「自分事」とした学生も多かったようです。大学としては、就活時に焦って進路選択をするよりも、早い段階から社会人に触れ企業を知り、自分の適性や学生時代に学んでおくべきことをしっかり考えたうえで、学生たちが納得感を持って進路を選ぶことが大切だと考えています。本ワークショップは、その想いを実現できた貴重な機会となりました。



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