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2022/9/7

毎日新聞 堀山明子氏による特別講座
「国際情勢とマスメディアの役割」

5月25日、学外学修センター主催による特別講座「国際情勢とマスメディアの役割」が小平キャンパスで開催されました。講師として本学の卒業生で現在毎日新聞外信部デスクとしてご活躍されている堀山明子さんをお招きし、新しいジャーナリズムの潮流や、時代とともに変化するメディアの取材手法についてお話しいただきました。  
ウクライナでの紛争、バイデン米大統領来日など、外交に関するニュースが目白押しのさなかでしたが、小平キャンパスにお越しいただき、オンライン視聴も含め約40人の学生たちが講義に参加しました。

講義では、現在の報道において問題となっているフェイクニュースについて、メディアがどのように対応しているのか、ウクライナ紛争報道におけるファクトチェックの事例を交えてお話しいただきました。将来メディアへの就職を希望している学生たちに向けて、一次情報を確認し、事実と自分の主張を分けて考えることの重要性も伝えていただき、学生たちは熱心に聞き入っていました。

また、朝鮮半島問題がご専門の堀山さんが、学生時代の韓国留学からソウル支局長を務められた時代に至るまで、どのような視点を持って朝鮮半島情勢に向き合ってきたか語っていただき、ファクトの確認だけには留まらない報道の在り方について学ぶことができました。
学生からは、「堀山さんが津田塾での留学や勉強などの挑戦を経て、現在の記者の仕事に誇りと責任感を持って取り組まれているのだということを知って、記者やメディアの仕事にとても魅力を感じました」などの感想も寄せられました。
普段、メディアの報道で国際情勢に触れることはありますが、その裏で記者の方たちがどのように世界に向き合い、取材されているかを知ることはあまりありません。学外学修センターは、大学の学びと実践を繋ぐ役割を担っていますが、今回、堀山さんから多くの示唆を得て、学生たちの視野を広げる機会となりました。
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