CAMPUS REPORT
2025/6/27
ロジャー・パルバース先生講演会「ラフカディオ・ハーン 生誕175周年を考える」(津田塾大学125周年記念事業/国際化推進事業)を開催


2025年6月5日、津田塾大学125周年記念事業/国際化推進事業として公開講座「総合」にて、ロジャー・パルバース先生の講演会を行いました。本学の学生はもとより、多くの一般の方々にもご参加いただきました。
「ラフカディオ・ハーン 生誕175周年を考える」のテーマのもと、ラフカディオ・ハーンの人と作品をめぐる考察から、さらに、「小泉 八雲」と名乗ったハーンは「日本人」なのか、という大きな問いが投げかけられました。アメリカ、ポーランド、日本、オーストラリアなど様々な国・文化の多様な経験を持つパルバース先生ならではの視点から語られるお話は非常に興味深く、意義深い講演会となりました。
「ラフカディオ・ハーン 生誕175周年を考える」のテーマのもと、ラフカディオ・ハーンの人と作品をめぐる考察から、さらに、「小泉 八雲」と名乗ったハーンは「日本人」なのか、という大きな問いが投げかけられました。アメリカ、ポーランド、日本、オーストラリアなど様々な国・文化の多様な経験を持つパルバース先生ならではの視点から語られるお話は非常に興味深く、意義深い講演会となりました。
ロジャー・パルバース先生プロフィール:
ロジャー・パルバース先生(ROGER PULVERS)は、アメリカ合衆国出身のオーストラリアの作家、翻訳家、劇作家、演出家、映画監督。東京工業大学名誉教授。ニューヨークでユダヤ人の家庭に生まれる。カリフォルニア大学ロサンゼルス校を卒業後、ハーバード大学大学院で学ぶ。1967年に初来日。京都に居を定め、京都産業大学でロシア語やポーランド語の講師を務めた。1972年にキャンベラのオーストラリア国立大学に赴任し、日本語や日本文学を講義。1983年製作の映画『戦場のメリークリスマス』で大島渚の助監督を務めた後、再び来日し、演劇活動を行う。2007年製作の映画『明日への遺言』において、監督・小泉堯史と共同で脚本を執筆。2008年、第18回宮沢賢治賞を受賞。2013年まで、東京工業大学教授、世界文明センター長。同年、「雨ニモマケズ」の翻訳で第19回野間文芸翻訳賞受賞。2015年、第9回井上靖賞を受賞。2017年製作の映画『STARSAND─星砂物語─』で初監督を務める。原作は自身の執筆による小説『星砂物語』。同作品の一部シーンは、津田塾大学で撮影された。主な著書に『驚くべき日本語(翻訳:本学英語英文学科早川敦子教授)』、『もし、日本という国がなかったら』などがある。2018年、旭日中綬章受章。2019年、オーストラリア勲章受章。
ロジャー・パルバース先生(ROGER PULVERS)は、アメリカ合衆国出身のオーストラリアの作家、翻訳家、劇作家、演出家、映画監督。東京工業大学名誉教授。ニューヨークでユダヤ人の家庭に生まれる。カリフォルニア大学ロサンゼルス校を卒業後、ハーバード大学大学院で学ぶ。1967年に初来日。京都に居を定め、京都産業大学でロシア語やポーランド語の講師を務めた。1972年にキャンベラのオーストラリア国立大学に赴任し、日本語や日本文学を講義。1983年製作の映画『戦場のメリークリスマス』で大島渚の助監督を務めた後、再び来日し、演劇活動を行う。2007年製作の映画『明日への遺言』において、監督・小泉堯史と共同で脚本を執筆。2008年、第18回宮沢賢治賞を受賞。2013年まで、東京工業大学教授、世界文明センター長。同年、「雨ニモマケズ」の翻訳で第19回野間文芸翻訳賞受賞。2015年、第9回井上靖賞を受賞。2017年製作の映画『STARSAND─星砂物語─』で初監督を務める。原作は自身の執筆による小説『星砂物語』。同作品の一部シーンは、津田塾大学で撮影された。主な著書に『驚くべき日本語(翻訳:本学英語英文学科早川敦子教授)』、『もし、日本という国がなかったら』などがある。2018年、旭日中綬章受章。2019年、オーストラリア勲章受章。