2023/3/16
2022年度卒業生、修了生への祝辞
ご卒業おめでとうございます。
皆様は大学生活の大半を、コロナによるパンデミックという人類がこれまで経験したことのない状況のもとで過ごされ、それを乗り越えて今日という日を迎えられました。
入学前に思い描いていたようなキャンパスライフを、十分にエンジョイすることができなかった方もおられるかもしれません。しかしながら、そのような逆境のもとで学業に励み規定のコースを無事に終了された経験は、今後の人生において必ずや貴重な財産になるでしょう。
21世紀に入ってからの社会面における大きな変化として、何といっても政治経済の国際化(グローバリゼーション)とデジタル革命の急速な進展があげられます。
パンデミック禍の3年間においても、デジタル革命のスピードアップは継続しました。ウクライナ戦争や米中の対立など国際情勢の大きな変化もありましたが、中長期的視野で考えると、マクロな意味でのグローバリゼーションのトレンドには今後も大きな変化はないだろうと思います。
ご卒業される皆様の多くは、このような変化の著しい環境のもとで社会人としての生活をスタートされるわけです。
しかしながら“変化はチャンス“ともいいます。本学における学びの成果という土台のもとに今後も研鑽を積むことで、変化の時代をチャンスに富んだ、チャレンジし甲斐のある時代とすることができるのではないでしょうか。
最後になりますが、私自身の長い社会人生活から得たいくつかの言葉(「仕事に必要な言葉」)を、皆様への餞(はなむけ)としてお贈りしたいと思います。
皆様は大学生活の大半を、コロナによるパンデミックという人類がこれまで経験したことのない状況のもとで過ごされ、それを乗り越えて今日という日を迎えられました。
入学前に思い描いていたようなキャンパスライフを、十分にエンジョイすることができなかった方もおられるかもしれません。しかしながら、そのような逆境のもとで学業に励み規定のコースを無事に終了された経験は、今後の人生において必ずや貴重な財産になるでしょう。
21世紀に入ってからの社会面における大きな変化として、何といっても政治経済の国際化(グローバリゼーション)とデジタル革命の急速な進展があげられます。
パンデミック禍の3年間においても、デジタル革命のスピードアップは継続しました。ウクライナ戦争や米中の対立など国際情勢の大きな変化もありましたが、中長期的視野で考えると、マクロな意味でのグローバリゼーションのトレンドには今後も大きな変化はないだろうと思います。
ご卒業される皆様の多くは、このような変化の著しい環境のもとで社会人としての生活をスタートされるわけです。
しかしながら“変化はチャンス“ともいいます。本学における学びの成果という土台のもとに今後も研鑽を積むことで、変化の時代をチャンスに富んだ、チャレンジし甲斐のある時代とすることができるのではないでしょうか。
最後になりますが、私自身の長い社会人生活から得たいくつかの言葉(「仕事に必要な言葉」)を、皆様への餞(はなむけ)としてお贈りしたいと思います。
- 「前向きに、明るく、逃げず、知ったかぶりせず」
- 「朝の来ない夜はない」「夜明け前が一番暗い」
- 「チャレンジして失敗することを恐れるより、何もしないことを恐れよ」
- 「人生は楽しむためにある」
幸いにしてコロナ禍も徐々に沈静化に向かいつつあり、かつてのような日常生活が戻る日も遠くないものと思われます。皆様におかれましては、健康に十分留意され、多方面でご活躍されますことを心より祈念いたします。
ご卒業おめでとうございます。同窓会へのご入会を心より歓迎いたします。
一般社団法人津田塾大学同窓会は、「会員相互の親睦を深め、知識の向上を図り、母校のために力を尽くし、社会に貢献すること」を目的として同窓生から選出された役員によりボランティアで運営し、様々な活動を行っております。津田梅子先生が女子英学塾を創設されてから5年後の1905年に活動を開始して118年。同窓会は、津田塾大学の発展を願い、大学を支えると同時に、卒業生に多様な活動を提供しつつ、津田先生が目指しておられた「社会に役立つ人材の育成」を実際に社会において行ってきました。社会の多方面で活躍してこられた諸先輩をはじめとする多くの同窓生によって支えられ発展してきた同窓会には、感動的な歴史があるのです。
本日ここに卒業される清新な皆様をお迎えして、この同窓会の歴史に新たなページを加えることができ、大変うれしく思っております。同窓会は、皆様とともに、さらに活動の範囲を広め、また深めていきたいと願っております。
例年ですと、大学の卒業式の直後に新会員歓迎会を開催し、お一人お一人に同窓会からのお祝いをお渡しするのですが、今年はコロナ禍のため、それが叶いません。お渡しする予定で準備しておりましたご案内や記念品は、のちほどお手元にお送りいたします。
皆様の今後のご活躍をお祈りいたしますと同時に、同窓会で先輩との交流などを楽しんでいただけますよう、そして、津田先生の志を継いで社会のために貢献してくださいますよう、願っております。
一般社団法人津田塾大学同窓会は、「会員相互の親睦を深め、知識の向上を図り、母校のために力を尽くし、社会に貢献すること」を目的として同窓生から選出された役員によりボランティアで運営し、様々な活動を行っております。津田梅子先生が女子英学塾を創設されてから5年後の1905年に活動を開始して118年。同窓会は、津田塾大学の発展を願い、大学を支えると同時に、卒業生に多様な活動を提供しつつ、津田先生が目指しておられた「社会に役立つ人材の育成」を実際に社会において行ってきました。社会の多方面で活躍してこられた諸先輩をはじめとする多くの同窓生によって支えられ発展してきた同窓会には、感動的な歴史があるのです。
本日ここに卒業される清新な皆様をお迎えして、この同窓会の歴史に新たなページを加えることができ、大変うれしく思っております。同窓会は、皆様とともに、さらに活動の範囲を広め、また深めていきたいと願っております。
例年ですと、大学の卒業式の直後に新会員歓迎会を開催し、お一人お一人に同窓会からのお祝いをお渡しするのですが、今年はコロナ禍のため、それが叶いません。お渡しする予定で準備しておりましたご案内や記念品は、のちほどお手元にお送りいたします。
皆様の今後のご活躍をお祈りいたしますと同時に、同窓会で先輩との交流などを楽しんでいただけますよう、そして、津田先生の志を継いで社会のために貢献してくださいますよう、願っております。