小舘 亮之 教授
研究テーマ/授業名
ライフログ(人々の日々の行動を記録したデジタルデータ)とオープンデータ(著作権などの制約なしに自由に二次利用できるデータ)を利活用して人々の社会生活を豊かにする社会情報システムについて教育・研究を展開しています。
高校生へのメッセージ
インターネットに代表される情報通信技術(ICT)が社会を支える基盤となって約20年、スマートフォンが登場して10年が経ちました。最近では、SNSなどのソーシャルメディアが普及し、新たなサービスが次々と登場する一方で、同時にプライバシーに関する問題など、新たな課題が次々と発生しています。日々変化するダイナミックな情報社会に向き合い、課題解決に向けて学外の関係機関と共に考える好奇心旺盛かつ行動力のあるみなさんの入学を待っています。
私の研究
さまざまなサービス、製品に品質があるように、情報にも品質があります。 情報に品質があることは概念的には理解されやすいことですが、果たして情報の品質はどのように測ることができるのでしょうか。私は、情報品質(Information Quality)評価についての研究に取り組んでいます。 ICTの進歩により、現在進行形で情報の品質も大幅に向上しつつあります。特に、従来は取得・収集が困難であった個人の行動履歴(ライフログ)も、IoT(Internet of Things: モノのインターネット)関連技術により高精度・高品質な取得と蓄積が可能になりつつある一方で、プライバシーに関する新たな問題も発生しています。 最近は、これらの具体的な問題発見と課題解決に関する学際的な研究に取り組んでいます。
最近の研究成果には、例えば、1. ソーシャルメディアにおける写真共有サービスの設計方法、2. 日々の行動履歴を楽しみながら安全に蓄積していくスマートフォトアルバムサービス、3. 日本・ドイツ・英国・韓国における写真共有サービスの受容性分析、4. 写真共有サービスにおけるプライバシー保護に関する価値観の調査分析 などの社会情報学的研究があります。
最近の研究成果には、例えば、1. ソーシャルメディアにおける写真共有サービスの設計方法、2. 日々の行動履歴を楽しみながら安全に蓄積していくスマートフォトアルバムサービス、3. 日本・ドイツ・英国・韓国における写真共有サービスの受容性分析、4. 写真共有サービスにおけるプライバシー保護に関する価値観の調査分析 などの社会情報学的研究があります。