稲葉 利江子 教授

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稲葉 利江子 准教授 稲葉 利江子 准教授

研究テーマ/授業名

[主な担当授業:メディアスタディーズ概論、映像論、情報と社会] 「コミュニケーションをデザインする」をキーワードに、教育・研究を⾏っています。現在は「私の研究」で紹介している3つのテーマを中⼼に研究を進めています。

高校生へのメッセージ

社会は急速に進化し、グローバル化が進んでいます。私たちが感じる以上のスピードで、社会は変化しているのです。この知識社会で、私たちに、何が求めれているでしょうか。その1つに、ダイバーシティ社会の構築が考えられます。私たちは、様々な人たちと協力し、より良い社会を構築していくことが重要です。そのためには、多様性を受け入れ、連携していくという考え方も必要ではないでしょうか。しかし、文化や言語、環境といった課題もまだ多く残されています。ICTを活用し、コラボレーション・コミュニケーション支援を見据え、一緒に新しい社会のあり方を考え、情報通信技術を用いた支援を実現しましょう。

私の研究

1.異文化コミュニケーション

社会のグローバル化に伴い、文化や言語が異なる人たちがコミュニケーションやコラボレーションを行う機会が増えてきています。そこで、どのような課題や問題が社会にあるのかを調査・分析すると共に、ユーザ中心設計に基づいた支援ツールの研究・開発を行っています。

2.顔画像処理による印象分析

「顔」はコミュニケーションにおいてノンバーバルな情報を含む様々な情報を相手に伝達するメディアです。顔の一般的な形状の3次元モデルに顔写真データをマッピングし、作成した「平均顔」を用いて、時代の「顔」の印象分析を行っています。2013年度には、明治36(1903)年から平成25(2013)年までの本学の学生の顔写真データを用い、津田塾大学の学生の印象分析を行いました。

3.高等教育におけるICT利活用

近年、高等教育においても「教育の情報化」が拡がり、学習環境が変化しています。学生が能動的に授業に参画するための学習環境の提案をめざし、授業支援ツールの研究を行っています。また、長期的なICT利活用調査のデータを基に、高等教育機関におけるICT支援のあり方の提言を行うことを目的とした分析を行っています。

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