連携事例
住田町への現地訪問について


2023年8月1日~4日に、岩手県住田町連携プロジェクトの学生7名による住田町を訪問しました。
今年度は、住田町散策マップの作成と地元高校生を対象としたメンター制度を軸に活動を行っています。
初日は「イコウェルすみた」にて住田高校生との交流を行いました。
アイスブレイクとしてスウェーデン生まれのスポーツ「KUBB(クッブ)」を体験した後、住田高校の「地域創造学」での学びに関する話をベースに、お互いがどのような学修や活動をしているかといった話や進路相談等で交流を深めました。
また、座学として住田町役場の方に「イコウェルすみた」についてご説明いただきました。
2日目は住田町役場にて町長への挨拶をおこなった後、町内散策として観光名所の「滝観洞」と気仙川に架かる木製の橋「松日橋」に行きました。
午後は、震災直後から住田町の後方支援をされている一般社団法人邑サポート様に仮設住宅団地への支援事業についてお話しいただき、住田町における復興支援について学びました。
また、学生からの住田町に関する質問をもとに、住田町企画財政課の佐々木様から町の現状についてお話しいただきました。
3日目は、散策マップ作成に向けた活動を行いました。
午前に地元の小学生に住田町の自慢できることや場所について提案してもらうワークショップを実施し、様々な視点で住田町の良いところを教えていただきました。
午後は、住田高校の生徒にも観光名所や特産品について教えていただき、午前中に出た意見も踏まえて実際に見てみたいとなった場所へ行きました。
東日本大震災後に建てられた仮設住宅の部材を一部再利用して、震災の記憶や記録を継承するとともに、リモートワークやテレワークといった新たな働き方の受け皿として再整備された施設で、仮設住宅本町団地の跡地につくられました。
最終日は、住田町企画財政課と教育コーディネーターの方と今回の訪問を通して感じたことや、今後の活動に向けた意見交換を実施しました。
帰りの途中では、宮沢賢治がこよなく愛した高原として知られる「種山ヶ原」に立ち寄り美しい風景を堪能しました。
ご協力いただきました事業者および住田町の皆様、本当にありがとうございました。





