連携事例

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渋谷区「こどもテーブル」連携プロジェクト

担当教員

森川美絵

連携メンバー

活動地域

東京都渋谷区

活動期間

2018年4月〜

連携に至る経緯

渋谷区と民間企業や大学等の持つ技術やノウハウを活用し、協働して地域社会の課題解決を図るための包括連携協定である「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定」(S-SAP協定、2017年9月8日締結)の一環としての活動として発足。

活動の目的

子育て支援やまちづくり、教育など、さまざまな分野における課題解決に協働して取り組むことを目的とする。(S-SAP協定)

活動内容

学内でプロジェクトへの参加メンバー(20名強登録)およびメンバー内のリーダー(2年3名、1年3名)を確保。現在、区内3箇所の「こども食堂(渋谷区では「こどもテーブル」の名称)に、学生が毎月継続してボランティアに参加している。毎回のボランティア参加の調整など、グループとしての活動は学生主導で実施している。
夏休み(8/21) には、うち1箇所のこども食堂開催施設(「かぞくのアトリエ」)にて、施設運営団体との連携により、「ワークショップ みんなで英語絵本をつくろう!」を企画実施した(学生5名、英語担当教員2名、卒業生1名)。

津田塾大学らしさのポイント

活動内容に英語絵本を取り入れた点

活動の成果

今後の課題・目標

  • 「こどもテーブル」へのボランティア参加を継続すること。
  • 「こどもテーブル」実施施設等で、英語を使った地域のこども達との交流・ワークショップなどを、次年度も企画する予定。

現場の声

「私は高校生の頃から、ご飯がちゃんと食べられない人が存在することを知っていました。そのような人たちに、いかに食べ物を届けたらよいのだろう、と漠然と考え、大学に入ってからフードバンクなどについて勉強してきました。このプロジェクトに入ったのも、最初は「食」への関心からでした。」

「個人としての私とは別に、副リーダーとしての私がいるのに、「あ、いいかもしれないですね」と気軽に、無責任な返事をしてしまったのです。先方には失礼なことでしたが、みなさん温かく受け止めてくださって。学生のうちだから許されたけれど、社会に出てからこういうことがないようにしたい、と肝に銘じました。以後、自分の役割をきちんと意識し、責任ある行動をとるよう努めています。」

(学部HP対談シリーズより http://cps.tsuda.ac.jp/interview15.html

教員よりひとこと

地域の課題解決に向けた具体的な活動に参加します。活動先での美味しいおやつやごはん作り、地域の子どもや様々な大人とのふれ合いを通じ、学生さん自身が地域との接点をみつける機会にもなっているようです。学生の強みを生かした取り組みの充実に向け、教員も活動をサポートしていきます。今後の展開が楽しみです。
(森川美絵)

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