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2020/12/7

コロナ禍でも学生たちは前向きに授業に取り組んでいます

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3月の卒業式はライブ配信、4月の入学式やオリエンテーションは延期となりました。さらに、4月上旬には当面の間、授業は対面で行わず、オンラインで実施することが発表されました。経験したことのない急激な変化に、学生は戸惑い、大きな不安を感じたに違いありません。
しかし、実際にオンライン授業が始まると、多くの学生はその状況に順応していったようです。大学もパソコンなどの機器や通信環境が不十分な学生には、必要機材を無償で貸し出し、すべての学生が同じようにオンライン授業を受けられるよう、サポートしました。
授業においては、「津田塾大学オンライン授業時間割」という大学公式プラットフォームが構築され、学生も教員も時間割の一覧にある授業名をクリックするだけで授業に参加することができるようになりました。授業URLの設定や検索に時間をとられることがないので、学生も教員も授業に専念することができます。キャンパスが異なる学部の授業でも移動の必要がないため、他学部の授業の履修が容易になり、例年の3倍以上である243名の学生が647科目をオンラインで履修しました。(参考:前年度は71名が190科目履修)
学生を対象に行ったアンケートでは、オンライン授業は通学時間がない分、勉強や趣味など自由に使える時間が増え、電車遅延や天候に左右されることもないため、心身共に負担が減ったとの声もありました。定期代も不要といった経済的なメリットもあります。オンデマンド配信の授業は自分の自由な時間に受講して時間を有効活用しているなど、オンライン授業による変化を前向きに受け止めている回答も数多く見られました。
オンライン授業(Zoom)の機能のひとつであるブレイクアウトセッションでは毎回異なるメンバーと意見交換ができるので、学年や学科に関係なくいろいろな学生との交流が可能となり、新たなコミュニケーションが生まれているようです。チャット機能の利用は、対面の授業より質問がしやすかったり、積極的に発言しやすかったり、周りの目を気にすることなく授業に集中できるといった効果もあるようです。受講者の多い授業でも、教員の顔がよく見えるため、これまでより身近に感じられるとの声もありました。

その一方で、会ったことのない人とのブレイクアウトセッションは不安との声も。会話をする時はお互いにカメラオンにするなど、少しの工夫で不安が軽減されるのかもしれません。一日の中でパソコンを使う時間が長くなったため、体、特に目や耳の不調を感じる人もいます。散歩やランニング、料理など、自分なりのリラックス法を見つけストレス発散することも大切です。
対面の授業とは違い、教室で資料やプリントなどを配布することができないため、資料の印刷も負担となり、自宅にプリンタがない、印刷代がかさむ、といった問題もあるようです。従来は、授業の資料などを印刷するために学内プリンタを利用する際、大学から「印刷ポイント」を提供していました。今年度分の印刷ポイントについては、電子マネーやデジタルギフト券に交換できるようにして、サポートすることになりました。

第3タームからは、オンライン授業を継続しながら、可能な範囲で対面の授業を受けられる「ハイブリッド授業」を始め、キャンパスで一部の授業が受けられるようになりました。大学入退構時には、ICカードリーダーに学生証をタッチし、入退構時刻を記録。さらに守衛所に設置された検温器で必ず検温を実施し、体調管理をするように徹底しています。各教室は机を間引きし、通常より配置を離して収容人数を制限。キャンパス内の休憩スペースでも座席を減らし、構内のいたるところにアルコール消毒液を設置するなど、感染防止対策を強化しています。
ハイブリッド授業は、授業ごとに履修学生全員の合意を得たうえで行われており、対面でもオンラインでも学生が毎回自由に選択できます。もちろん、どちらを選択しても同等の授業、サポートを受けることができます。久しぶりに対面の授業を受けた学生は、顔を合わせて直接コミュニケーションをとることの大切さを改めて感じたようです。
10月に行われた小平キャンパスの「津田塾祭」、11月に行われた千駄ヶ谷キャンパスの「津田ヶ谷祭」もオンラインでの開催となりました。さまざまなオンラインサービスを利用してイベントの様子が配信され、参加団体はそれぞれに工夫を凝らしていました。

小平キャンパスの津田塾祭の様子はplum gardenでご覧ください


まだまだ不安な状況が続いていますが、感染防止対策を徹底しながら、一人ひとりに質の高い教育を提供する環境を維持し、学生の活気があふれる元のキャンパスに一日でも早く戻れるよう、今後も対策を講じていきます。

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