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2019/4/26

高橋裕子学長と藤本壮介氏のキャンパスツアー(前編)

小平キャンパスツアー

4月24日(水)、校舎の将来的な建替えも視野に入れた、小平キャンパスのマスタープランの設計を担当するマスターアーキテクトとして株式会社藤本壮介建築設計事務所(東京都江東区 主宰 藤本壮介)をプロポーザル方式によって選定したことを発表しました。
その2週間程前、新年度・新元号・新紙幣の不思議な高揚感と新緑と桜に包まれた小平キャンパスで、高橋学長とマスターアーキテクト 藤本壮介氏の「キャンパスツアー」が和やかな雰囲気の中、行われました。

小平キャンパスに向かう途中にある小平中央公園。桜吹雪の池ができていました
青のキャンパス地に黄緑色の絵の具をストローで吹き付けたような新緑が光る小平キャンパス

建築の歴史

キャンパスツアー出発前、ある本について談笑する二人。
「私はアメリカのセブンシスターズ(注:アメリカ合衆国東部にある名門女子大学7校の総称)の建築の歴史をこの本から学びました。建築の有り様を通して、女性が学問の世界に入り始めた時代に、これらの大学はどのように女性を捉えていたのか、当時の女性観について歴史的に検証できます。」と高橋学長。
Helen Horowitz, Alma Mater : Design and Experience in the Women's Colleges from Their Nineteenth Century Beginnings to the 1930s (Univ. of Massachusetts Press, 1993)

1号館前の新緑

高く生い茂る木々の他、シュンランなど小さな植物も咲いていました。

津田梅子のまなざし

その後、「アメリカ留学—津田梅子」(守屋多々志作屏風絵)が展示されている5号館へ。

「『アメリカ留学—津田梅子』では、船の中で草履を脱ぎ、欄干に足を載せ、手をついた積極的な姿勢、凛とした眼差しで未知の世界が広がっているアメリカ大陸を見据えている本学の創立者 津田梅子が描かれています。
津田梅子は1870年代から、『LEAN IN』(注:「一歩を踏み出す」の意)の姿勢で未知の世界に対して立ち向かっていました。
この屏風絵に描かれている津田梅子の、未知の世界に向かって前向きで積極的な姿勢で臨んでいる姿こそ本学の建学の精神を表すものであり、『このまなざしをしっかりと目に焼き付けてから学び舎を後にするように』と卒業式の式辞で毎年述べています。」

と高橋学長。
「アメリカ留学—津田梅子」守屋多々志作屏風絵


南校舎からの緑景

5号館を後にして、南校舎へ。
南校舎の上階には、知る人ぞ知る緑景が待っていました。
南校舎上階からの景色。キャンパスに訪れる鳥と同じ目線となり、自分も鳥になったような錯覚を覚えます。まるで空中庭園のようです
キャンパスツアー中、藤本氏はご自分のスマートフォンで多くの風景写真を収めていました


6号館前の木々

6号館前には、クヌギやコナラが高く生い茂っていました。
キャンパスツアー中、すれ違う人々と積極的に挨拶を交わす二人。津田塾大学に関わる全ての人の思いを汲み取り、マスタープランに反映させようという強い意志を感じます。

新館からの風景

新館の上階から、津田塾大学のシンボルともいうべき建物 本館を眺めてみます。
本館は、津田梅子のブリンマー大学留学時代からの生涯の友であり、新校舎建設のため献身的に貢献した アナ・コープ・ハーツホンにちなみ「ハーツホン・ホール」と名づけられています。2001年2月、東京都選定歴史的建造物の指定を受けました。



桜のグラウンド

新館を後にして、桜がまだ残るグラウンドへ向かいました。
すーっと伸びる飛行機雲とグラウンド一面の桜
グラウンドの手前から桜を眺めてみます
 桜のグラウンドからキャンパスを見渡してみます。

津田梅子の墓所

テニスコートの脇を抜けて、津田梅子の墓所へ向かいました。
「津田梅子の墓地を擁しているこの<地>には、創立者の魂が宿っています。」と高橋学長。

墓背面には津田 梅子の略歴が記載されています。
「墓背面の文字がいつでも読めるよう、定期的に清掃し、常に綺麗な状態を保っています。」

「高橋裕子学長と藤本壮介氏とのキャンパスツアー(後編)」に続きます。


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