本館

津田梅子生誕150周年記念事業について

2014年は、本学の創立者であり、日本の女子高等教育および女性の地位向上に多大な影響を与えた津田梅子の生誕150年に当たります。本学ではこれを記念して、「津田梅子生誕150周年記念事業」を展開し、津田梅子の功績に改めてスポットライトを当てるとともに、教育の理念を再確認する事業を実施してまいります。過去を回顧するだけでなく、これからの津田塾大学を創るための事業としていきたいと考えております。
 
津田梅子生誕150周年記念事業委員会委員長     津田塾大学 学長 國枝マリ
 

国際交流の推進

(1)奨学金・奨励金制度の拡充
本学では独自の奨学金・奨励金制度を数多く設けていますが、創立者津田梅子の生誕150年を記念して、海外で学び、活動する学生への給付型の奨学金制度を大幅に拡充しました。長期休暇中に海外で短期間語学研修コース等を利用して学習を行う学部生向けの「海外語学研修奨学金(給付額10万円)」は新たに実施されるものです。なお、給付型奨学金の採用人数は、生誕150年にちなみ、合計150名とします。

■海外で学習・研究する学生の支援拡充


(2)ブリンマー大学生への支援
ブリンマー大学は、津田梅子が2度目の留学の際に学んだアメリカの名門女子大学です。現在は相互に留学生を派遣する協定を結んでいますが、それに加え、日本で東日本大震災の被災地を調査するブリンマー大学生に対し、学内のさまざまな資源を活用して支援をします。

■ブリンマー大学生プレゼンテーションおよび津田塾生とのディスカッション、英語ゲストレクチャー


津田梅子の功績を再確認

(1)津田梅子資料室での企画展示
津田梅子資料室では2011年より、津田梅子生誕150年にあたる2014年に向けて、津田塾大学ならびに津田梅子の歴史を遡る形で展示を企画してきました。 現在は「津田梅子とブリンマー大学 ─ Ume Tsuda & Bryn Mawr College」を開催しており、アメリカ留学の中で幼少期を終え、1882年に帰国した梅子が、その後女子英学塾開校に至る前後の時期を取り上げ、特にブリンマー大学への二度目の留学を中心とした資料とその背景になる時代を紹介しています。なお、企画展示は2014年10月に新たな内容となります。

津田梅子資料室展示「津田梅子とブリンマー大学- Ume Tsuda & Bryn Mawr College」


(2)「総合」の授業にて津田直氏の講演を開催
学生有志のスタッフが年間テーマの設定から講師の選定、講演依頼、当日の運営まで行う学生主体の授業「総合」。この授業で津田梅子の家系を継ぐ津田家当主、津田直(つだ なお)氏の講演を実施します。津田直氏は 現在国内外の風景を描写するプロカメラマンとして活躍中です。津田家当主の想いを語っていただきます。


津田梅子記念会、ホームカミングデーを生誕150年を記念したものに

津田塾大学同窓会の協力を得て、津田梅子記念会、ホームカミングデーを生誕150年を記念したものとし、学生サークルの協力も得て、展示もより華やかなものとします。

■津田梅子記念会&ホームカミングデー

(1)記念シンポジウム
午後のプログラムとして、津田梅子をさまざまな角度から語る記念シンポジウムを開催します。

日  時 : 2014年10月12日(日)13:30~15:00
場  所 : 津田塾大学小平キャンパス 1号館1111教室
パネリスト:古川 安(日本大学生物資源科学部教授)
                     久野 明子(一般社団法人日米協会副会長)
                     飯野 正子(本学前学長・名誉教授)
モデレーター:高橋 裕子(本学英文学科教授)


(2)プロカメラマン中川正子氏の写真展の開催
中川正子氏は、1997年津田塾大学学芸学部英文学科を卒業。在学中にカリフォルニアに留学し、写真と出会い、帰国後山路和徳氏に師事。自然な表情をとらえたポートレート、光る日々のスライス、美しいランドスケープを得意とする写真家です。その中川氏の写真展を津田梅子記念交流館にて開催します。

日 時 : 2014年10月12日(日)~21日(火)9:00~16:00
                 休館日 17日・18日・19日
場 所 : 津田塾大学小平キャンパス 津田梅子交流館
入場料 : 無 料

小・中・高校生への理系教育の推進

ブリンマー大学時代は生物学を学んだ津田梅子。自然科学への造詣も深かったと言われます。その津田梅子の精神を受け継ぎ、未来を担う小・中・高校生に理系学科の魅力を伝えるべく、数学およびプログラミングの公開講座を実施します。

(1)「算数を使って楽しもう ~ 折り紙とグローバルマス ~」
数学科の主催で8月1日(金)に小平キャンパスで開催します。 男女の小学生を対象とし、折り紙を使って正多角形の不思議を知るとともに、オンライン数学ゲームの「グローバル・マス」を使用して数学的思考力を身につけます。

小学生のための算数講座「算数を使って楽しもう~折り紙とグローバルマス~」


(2)女子中高生のための情報・メディア工房 2014
情報科学科と女性研究者支援センターの共催で、8月26日(火)・27日(水)の2日間千駄ヶ谷キャンパスにて実施します。中学1年生から高校3年生までの女子が対象です。1.「情報・メディア分野」の楽しさと可能性を体験できるワークショップ、2.「情報・メディア分野」に関する職業の魅力を体験する企業見学や女性技術者との懇談会、の2つがセットになったイベントを2回開催します。

■女子中高生のための情報・メディア工房2014


その他

現在行われている高校生エッセー・コンテストや津田梅子賞についても生誕150周年を記念したものとします。

■2014年度 第15回 高校生エッセー・コンテスト
■津田梅子賞
■津田梅子に関するテレビ番組放送


2014/07/07

関連リンク

↑