数学および情報科学の諸分野において先端の教育を行っており、それぞれの分野の研究者として自立できるだけの知識・能力の養成をめざしています。個別指導を基本とする「セミナー」は必修科目であり、各自の関心や問題意識に基づく個別のテーマを、論理的・学術的に追究するための方法論を習得します。外国人研究者を招いての集中講義や他大学との研究会、外部の学会などへの積極的な参加を奨励し、できるだけ広い視野から研究を行うよう指導しています。
「大学院数学連絡協議会」に加盟する11校*では、相互の講義の聴講・単位互換制度を設けています。また、カナダのクィーンズ大学大学院への留学制度を利用して、海外の大学院の講義・セミナーに参加することも可能です。
こうしたさまざまな学術的交流によって、数学・情報科学の研究に必要な幅広い知識を身につけた修了者は、大学・高校教員、研究者、技術者などとして多方面で活躍しています。