学士・修士5年プログラム

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津田塾大学は創立以来、先進の英語教育で社会に貢献してきました。そのなかで、英語英文学科は、英文学という枠を超え、言語や文化をトータルな視点でとらえ、英語を通じて異文化を探究します。英語の現在と将来を見すえたカリキュラムは、高度な英語力を養いながら、英語圏の文学・思想・歴史・社会などを広く考察していくように組まれています。
そしてこのたび、知的好奇心にあふれ、意欲的な学生には、通常6年間かかる分量の学びを5年間に凝縮させた、専門性の高い学びの機会が開かれます。それが、「学士・修士5年プログラム」です。

「学士・修士5年プログラム」とは

通常は4年間の学部教育を満たすことによって「学士」の学位が、さらに2年間大学院で学ぶことで、「修士」の学位が取得できますが、津田塾大学の英語英文学科・文学研究科は、4年間の学部教育と1年間の大学院教育(修士課程)を有機的に組み合わせ、学部入学から4年後に「学士」、そして5年後には「修士」の学位を取得することができるプログラムを、2017年4月入学者より開始しました。

女性の社会進出と自己実現を大きく後押し

5年で修士号まで取得できることにより、将来は学術的な分野で研究者として活躍することを目指す意欲的な学生に対し、通例では学部入学から少なくとも9年を必要とする博士学位取得までの時間を1年短縮します。その分、経済的な負担が軽くなるという点も、魅力的なメリットであるといえます。
また、社会に出て活躍する場合も、「修士」という「学士」よりも1ランク上の学位を有することにより、仕事の可能性が広がります。例えば、日本においては、英語教員の修士号の取得が国によってとりわけ奨励されています。この「学士・修士5年プログラム」では、より専門性の高い教員免許状である専修免許状も1年早く取得することができます。ほかにも国連などの国際社会で活躍するためには、「修士」の学位は最低限必要とされています。グローバル社会においても、世界のどこにいても学位は重要です。
女性が社会で、ビジネスで、アカデミックな世界で広く活躍するために、QUALIFICATIONはゆるぎない力になります。津田塾大学英語英文学科は、意欲的に学ぶ学生を応援し続けます。

学部と大学院の有機的なつながり:学士・修士5年プログラムのタイムライン

3年次

第2タームまでに成績が一定の基準(GPA3.7以上)を満たし、学士・修士5年プログラムへの参加を希望する学生は、面接を受けます。そして、学士・修士5年プログラム候補生になることが許可されます。

4年次

本学学部の4年次から大学院科目の履修を開始することができます。すなわち、大学院生とともに授業を受け、論文の作成をめざし、指導教員から体系的かつきめ細かな指導を受けることができます。4年生在籍中には、大学院科目を10単位修得する必要があります。学士・修士5年プログラム候補生は、4年次の秋に試験(面接)を受け、合格すれば、大学院入学が認められます。

大学院1年目

大学院入学後は、大学院科目を履修して必要な単位を取得することと並行して、論文指導を受け、修士論文作成を行います。このように、最初の一年間で修士の学位を取得することになります。

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